Macintosh

2010.06.29

PowerMacintoshのHDDを換装し(てしまっ)た

 大昔からこのブログをご覧いただいている方は、ご存知だが、ここには一応Macintoshのコンテンツがある。

 あまりに部屋が物置化しているので、捨てられるものに手を着けた。
 某漫画誌5年分、とか。この処分については、興味深かったので、そのうち触れたい。無知なだけだったかもしれん。

 かつてPerforma系のMacintoshを愛用していた。
 その同系統の機種を、パーツ取りやサブマシンとして、入手して、おいてある。
 その内、デカいだけの一体型(5400系統)は本当にパーツ取りにしかならず、場所塞ぎ。数年前から廃棄処分の筆頭だった。
 漫画誌の処分に気をよくして、「さあ次は」とこいつに手を着けた。
 HDDの点検をして、と。

 「子どもが触るのに使ったら捨てるよ。大昔のエデュテイメントソフトでマウスやキーボードに触ってみるとかさ、そのくらい」。
 「インターネットはダメ。それと、学校で操作が違うといけないから、やっぱりWindowsがいいんじゃない」
 「うん。そう思うよ。だから、ほんと「触ってみる」くらい」
 子どもパソコン入門用に仕立て上げるため、作業スペースの確保とサブディスプレイを購入する許可が出た。

 実は、メインのMacは「メールクライアントとして未だに稼動中」(!)である。
 15GBのIDEのHDDを内蔵させ、パーティションを2GB程度に切って、使ってきた。
 今回、このメインの容量が本当にあとわずかになってしまったので、移行し「なければならない」理由ができてしまっていた。

 それで、まずは処分、と手を着けた。
 処分候補機のHDDは、カッコンカッコン、イカれていた。おお破壊も不要になっていたか。
 次に、予備機を丹念に見てみた。元のオーナーが充分に改造を施してある。
 これが…、よくいじってある。
 いかん、ふるふるふるふる。

 ほんと、改めて思う。
 確かにPerformaシリーズは、改造してもスペック上の限界がある。
 しかし、アプリケーションを見てみよう。
 今現在Classicと呼ばれている(た)、OS X以前の当時で、既に充分すぎるほどの品揃えだ。中古のソフトを、ネットオークションで二束三文で買い置いてある。
 LANカードさえ認識できたら、わが家のLAN上のモノクロレーザープリンタは使える。カラーインクジェットも対応する最後のものを買ってあるので、充分。

 MacOS8.6以降、どこが変わったのか。
 ブラウザだ。
 ブラウザが重くなった。対応したブラウザがなくなった、という以上に。
 ココログを更新しなくなった理由はいくつかあるが、ブラウザに対してココログが無理な処理を要求してきていたために、ブラウザが固まるようになったからだ。
 表示さえ崩れまくっていた。
 Yahoo!のトップページも。
 ココログは、編集もままならなくなった。

 それが、昨今、ブラウザは簡易モードで自動的に表示され、昔に比べれば使えるようになっていた。表示しない、ということはない。
 技術の進歩はありがたい。携帯に対応したってのが大きいんだろうな。
 もし、PowerMacG4をもっていたなら、MacOS9をそのまま、快適に走らせていた。この部屋じゃ場所がないけど。
 対応ブラウザは、WaMComだったが、なんとその後継も出ているという。
 Classillaというそうだ。今度試してみよう。

 ということで、この太古の愛機諸君。

 まず予備機については、整理して、子ども用に使えるようにすることに。
 昔のMacOSは、起動ドライブがどれでもかまわない。コピーもかなり容易だ。そのまんま、移すだけ。
 40GBのHDDが余っていたので、かなりな余裕を持ったパーティションを切る。
 予備機のHDDはオリジナルとして保管、40GBのHDDのパーティションにコピーを作成して子ども用Macの環境として加工する。
 WindowsXPのバックアップやコピーに比べると楽だ。
 コピーも起動ドライブの選択も自由にできるから、安心していじれる。
 XP機のフォーマッタやパーティションエディタに苦しめられたのに比べれば、簡単だ。システムのバックアップも復元がうまくいくとは限らないし。

 その途中で。
 あれ、待てよ。
 メインのMacも、何とかなるんじゃないか。
 移行を促す条件は整ってきてしまっていたが、その最も大きな要因、「現状のHDDが限界だ」ってのは、クリアできるぞ。
 MacOSのHFS+が2TBまで運用できることを確認して…失敗したときのWindowsへの転用も考え、400GBという選択肢を振り払い。
 IDE HDDの120GBを買ってきた。中古で2000円以下。

 120GB強の壁のために、IDEドライブの120GBは一年前はかなりな品薄だったが、さすがにWindows7がリリースされた現在、少しは流通があるらしい。
 こちらも贅沢にパーティションを切り、コピーをして…。

 やったやりました。
 これで、暫くは、延命だ。容量を気にしないで、メールをローカルへ落とせる。
 インターネット万歳。規格が一致していれば動くってのは、すごいなあ。
 次世代インターネットが普及したりしたら、絶体絶命だけれど。
 XPがまだ動く、どころじゃない。
 「Classicはまだ闘える」。
 今のうちに、今度こそ、ちゃんとした移行の準備をしようっと。

 メールクライアントとして使えなくなっても、スタンドアローンのマシンとして、使えるかもしれない。
 文章を書くとか、パソコン通信時代から変わってないもんなあ。
 変わったのは、デジカメの容量と、iTunesくらいだ。
 クラウドコンピューティングの時代、iPadやiPhoneの方にこそ、対応しきれない機能というかシーンが、ありそうだ。
 それもまだ、始まったばかり。

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2006.01.16

Intel Mac、Firefoxのことども。含デスクトップテーマ

 Intel Macのアナウンスがあった。いまだにOS8.6がメインだが、さてMacOS Xのマシンはどうするかなぁ。PowerPC搭載のMac Miniがほしくはあるが…。
 久しぶりにMacのことを調べてみた。

 旧機種のアップグレードなど、情報を載せているところは少なくなっている。Vintage Computer, LLCを覗くと、ちょうどホームページの改装をしたところ。
 社長さんのブログがいい。Intel Macの発表があったMacWorld Expoの記事を探していて辿り着いたのが、たまたまVintage Computerだった。
 へえデスクトップ即日販売開始かと驚くが、ノートの名称はMacBook Proに。PowerBookはPowerPCを想起させるので改称するのでは?という。MacintoshのノートパソコンはPowerPC搭載以前からPowerBookだったから、確かにずっとややこしかった。今さらという気もするけれど、わかりやすいか。にしても、MacBookなんて名前はセンスがない。PowerBookは憧れだったけど、高いのと、ノートをWindowsにしてきたので、買う機会がなかった。こんな名前じゃブランドイメージもないし、買いたくなくなる。現行のiMacのデザインは単なる箱にしか見えないし、なんだか残念。
 改めて、こちらのお店のことがわかる。十人に満たないベンチャー企業らしいこと。アメリカにあること。確かにあっちなら、日本よりもパーツは入手しやすいのだろう。
 G4のアップグレードCPUは、PowerPCに上位速度の石がないわけではないが、Intel Macの発表後では、需要が望めずべらぼうに高くつくために商品化が困難らしい。これまた悲しい。Intel MacがClassicOS稼働環境として心配がないなら問題ないのだけれど。
 オールドMacの情報交換はこちらの掲示板くらいしかないんじゃないか。Do-夢の掲示板も随分前になくなったようだし。

 実のところ、昨年のココログのバージョンアップがあってから、メインマシン=WaMComでのココログのメンテナンスはできなくなってしまった。細部をいじる程度ならできるのだけれど、新規記事の作成はなぜか入力からできない。昨年春にNiftyManagerが停止、WindowsのメールクライアントにEudoraを入れてからは、いい加減ロートルとなりつつあるはずのLibretto L3への依存度が高くなってきた。Firefoxも入れているし、iTunesもストレスなく動作する。
 Firefoxは年末に1.5がリリース。アップグレードしたついでに、テーマをたくさんダウンロードしてきた。MacOS X風のものは以前から使っていたが、バリエーションが増えた。
 Intel Mac以後ではいよいよ、気分だけでもMacを使っている気になるためには、Windowsノートを「似せMac」にするしかないか。Windows95の時代からMacOSのデザインを使ってきたけれど、これまたひさしぶりにデスクトップテーマ漁りを。よく探すのは、Star Trek、Star Wars、MacOS、Sherlock Holmes、イギリス、チェスといったところだ。

 普通にデスクトップテーマのアーカイヴを漁っても、昔あった筈のMacOS Xのアピアランス=Aqua風のデザインが見つからない。
 変だなと調べていたらようやく、2002年にAppleが著作権を振りまわしていたことがわかった。ありゃ…こんなところでも著作権かよ!ユーザの自由なカスタマイズに、法的に圧力かけないとやっていけないなんて。情けないな、Apple。
 デスクトップテーマには文句を言ったが、個々に組み合わせるのはいいらしい。デスクトップテーマはそもそもが個々のデザインの組み合わせを簡単なパッケージにしたものでしかない。手間が省けてありがたいが、そこが争いなのだろう。
 面倒だ諦めるかと思っていたら、よく覗いているブログご自身のカスタマイズを紹介していた記事があったことに気づく。デザインのせいで重くなっては困るから、実際には試してみないと常用するかは決められないのだけれど、まあやってみようと思っている。

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2005.01.29

バックアップさえしておけば

 このところ、MacOS8.6が不安定だ。
 で、一昨日とうとうブラウザがおかしくなった。
 ディスクメンテナンスとバックアップはしましょうね。後悔するよ〜という話。

 なんだかんだ言っても、ロートル機をだましだまし使っているわけで。
 メモリはフルで128MB積んでいても、当初OS開発当初想定していた以上のアプリケーションを使っているのだから、複数のアプリを平然と立ち上げるほど余裕をもって使ってはいない。同時に使うとしてもブラウザとメーラ、これらにプラスアルファくらいで気を付けている。普段はこれで間に合っちゃうんだけど、Mozillaベースのブラウザが一番重いのは事実。メーラもメールの数がきつくなってきているのかもしれない。
 起動時にブラウザWaMCom1.3.1、メーラEudora5.0、AppleTVチューナが自動的に立ち上がるようにしてある。テレビは重いので、見る番組がないとすぐに落とす。
 ブラウザとメールをひと通りチェックしながら、テレビと入れ代わりに立ち上げるのが、メールやブログ等の下書きにエディタ、BGMならiTunes1.1forMacOS8。最近では匿名掲示板のログ巡回取得に2chブラウザだ。地震以来は特に「まちBBS」をチェックしている。
 エディタはYooEditという古くからのシンプルな定番エディタ。エディタ自体は軽くて問題はないのだが、ほとんどの下書きを2000年から唯一つのファイルに書きなぐり続けているので、このテキストファイルがMBクラスになってしまった。それでも割り当てメモリを上げてやっていて、エディタのためにOS全体が落ちることはない。
 それでも、つい5つくらいソフトを立ち上げたまま、ブラウザのタブをぱこぱこ開いたりしていると、「メモリが足りなくなってきたよ」とOSが言ってくるのはいつものこと。しまいにこんな状態のまま使っていると、メーラが定時でメールボックスを読みに行く、その瞬間に固まることがよくある。
 Macとは出会った当初からトラブル続きなので、Ctrl+Sのキーボードショートカットは無意識の動作になっているし、強制再起動後にはディスクチェックをするので悪くはなかろうとさえ、思っている。道具は道具なんだから、よしあしあるし、人間も無理のない範囲で道具に適応すればいいのだ。難点以上の使い勝手のよさがあるから、移行をしていない(もう少し運用の工夫のしようはあると思ってますけどね)。
 何でも便利な道具を作ろうとする発想自体に無理がある。道具は、限界のあるもので、人間が使う、そういうものだろう。

 しかし今回、フリーズしてから、WaMComの表示とブックマークがおかしくなり、慌てた。
 前兆だったのだろうか?Eudoraが定時で読みに行こうとするときに「設定が読めないよ〜」と言うようになってきていたのは。変だなと思っていたが。もしかすると、最近使い始めた波乗野郎が原因かもしれない。巡回保存してくるファイルはそれなりに容量は喰う。HDD上のスワップ領域が足りないのかも。
 WaMComのプロファイルレベルでおかしくなっているかと心配したが、結局、テーマを指定し直すだけで表示は直った。表示関係の設定がうまくなくなっていたらしい。
 しかし、ブックマークだけは完全に消失してしまった。ひさしぶりにNortonUtilitiesに出てきてもらい、よくがんばってもらったが、残念ながら回復はできなかった。
 幸い、WaMComを昨年8月に導入したときにいろいろ試したコピーがあったので、半年前迄は確保、回復できた。
 秋以降、ブログ導入以来・中越地震後のブックマークは消えてしまったが、まあしかたがない。それまで数年分のブックマークの蓄積・整理の甲斐あって、日常的には大きな不都合を感じていない…というのは強がりだろうか。
 実際、リンクはブログ上に反映されていて助かっているところも大きい。「ブログは備忘のために始めた」とはよく言ったものだ。

 バックアップはずっと気にはしていて、この1月上旬に、手は着けたのだ。しかし、肝心のシステムと常用ネットアプリの入っているパーティションだけバックアップが取れていなかったことが痛い。
 システムを含めてメインで運用しているドライブは、3つのパーティションに分かれている。うち2つ、自作ファイルを入れている「書類」フォルダのあるパーティション、アプリケーションだけが入っているパーティションはバックアップを取った。しかし…メインのシステムと常用のインターネットアプリが入っているパーティションだけは、常用しているだけに、着手が滞ってしまっていた。
 上述のとおり、Macとは出会い以来トラブルの連続だったから、バックアップさえ取ってあったためにほとんど被害がなかった経験も多くある。残念ながら、ここ数年、内蔵HDDの大容量化に対応した外付メディアの定番を決めていなかったことが響いて、定期的にバックアップを取ることは絶えてしまっていた。今月ひさびさに手を着けたのだが、手間のかかることをあとまわしにしたのがいけなかった。

 しかたがないので、これを機会にとディスクメンテナンスとバックアップをまとめてやっている。
 メールが全部消えたとか、住所録はじめ自作のファイルが全部消失したということにならなかっただけマシだ。そう思おう。
 大昔はHDDごと逝ってしまって、目の前が真っ暗になったことが二度あった。それに比べれば。まあそのときもバックアップが外にあったので助かったところがあるんだけど、システムの再構築も大変ですからねえ。

 あー、でもいま思い出した。ユーモア系のしょーもないサイト群、ブックマークにしか入れてなかったんだっけ…(泣)。

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2005.01.17

Mac mini!コンパクトなセパレートMacの復権を期待する

macmini Mac専門ニュースサイトに任せておけばいいかもしれないが、書かずにはいられない。思いに任せた長文なのでご注意を。
 読み直してみると、いつもの3日分くらいある…。小出しにしておきゃよかったか。

・Appleホームページ「Mac miniのご紹介です。
・ITmedia「アップル、1月29日からMac miniを国内販売」「最強のiPod周辺機器――その名は「Mac mini」」スペック、価格など概要とMac miniの日本における新製品発表会の報告。
・ITmedia「「Mac miniはお買い得」は本当か

 「我々は、3年待ったのだ!」とは某映像作品で有名な台詞だが、3年どころではない。Macでは本当にひさかたぶりのセパレートタイプの省スペースデスクトップだ。期待していたG4Cubeが不具合ですぐに販売を中止してしまって以来、待つのも忘れていたほどだったから、Mac miniはとても魅力的に映る。とても。

 自分の初めてのパソコンたるMacは、Performa630だった。当時から、デスクトップは省スペースデスクトップ、セパレートタイプと決めている。
pm6300_160 生活スタイルから考えるとそれが一番いいと思ったのだ。Windowsノートとの平行運用、メインは場所のとらないデスクトップMac。
 結果的に630と同筐体の後継機種しか保有してこなかったのだから、「決めている」も何もあったもんじゃないんだけど。

 Performa630を振り返ってみる。
 Performaシリーズはエントリー(入門者向き)モデルで、上位にいわゆるMacintoshが位置していた。入門者向けということで様々なソフトも同梱され(これが初心者を惹くためでしかない、使えないソフトばかり)、Performa5755410等の一体型が主流を占めた。Macintosh自体がPCよりも高価なのだけれども、ハイエンドのMacintoshは本当に手が届かなくて、拡張性のあるタワー型などは別世界のように思われたものだ。
 Performa630は、LC630という比較的コンパクトなセパレートタイプの廉価モデルと、15'ディスプレイ、その他拡張カードやソフトウェアのセットだった。LC630は売れに売れた。一時代を画したと言われたのも忘れられて久しい。ColorClassicIIのように愛らしい形状等でMacの「時代」を代表したのではなくて、安くて売れて普及に貢献した「ただの」Macだったからだ。

 同等のカテゴリがなくなってしまった、その経緯。
 購入後、CPUにPowerPCを導入したPowerMacintoshへの移行、対応した次世代OSの開発が続いた。しかし、販売戦略も開発戦略もまずかったのだろう、Appleの経営も大いに揺れ、傾いた。
 そうこうしているうちに現CEOのスティーブ・ジョブスがAppleに戻ってきて(創業者なのに"追放"されたんだそうで)、iMacが登場。乱雑になったラインナップが大幅に整理された。
 かくて、以後基本的に4つしか選択肢がなくなった。お客さんにはわかりやすいし、供給する側もやりやすいんだそうだ。
         エントリー ハイエンド
  デスクトップ  iMac   PowerMac
    ノート    iBook  PowerBook
 iMacは初心者向けデスクトップで、ディスプレイ一体型だ。ノートはもちろん、言ってみれば一体型ということになる。
(考えてみると一体型デスクトップってWindowsではもうほとんどないね。A4ノートがこのカテゴリを占めているんだろう。)
 こんな流れで、セパレートタイプのデスクトップはMacintoshのラインからはなくなってしまった。残るPowerMacは、おそろしいことにタワー型である。自分にとっては、ものすごく場所をとるし、高価で、そんなすごい性能いらないよ、っていう感じ。
 「コンパクトなセパレート・デスクトップ」というカテゴリがほしかったのだ。
 なかったから、自分は新しい機能・性能を付加するには改造に走るしか、なかった。仕事場でもどこでももち運べるWindowsノートを別にもっているのだから、PowerBookは買いたくても「使わない」のだし。
 要するに、「iMacのバカ…」と言いたい。
 iMac自体は、好きな製品、ほしいと思わせるデザインだったんだけれど(初代二代目現行eMacとどこが違うんじゃ〜)、自分には必要がないんだよなあ。縁がないっていうか。

 ところで、「コンパクトなセパレートデスクトップ」のメリットは、周辺機器だと思う。
 自分が当初からWindowsノートと「二足の草鞋」態勢を取ったこともある。プリンタもバックアップ用のメディアも共用可能なものばかり、比較的場所をとらない小さな薄いものが多い。「拡張性が高い」と言われるタワー型だが、内蔵してしまうと次の機種に移行したときに流用できない。最初にやってきた15'ディスプレイは「Windowsノートつなげられますよね」と確認してから購入を決めたし、ブラウン管が不調になって廃棄するまで使い続けた。
 そして、いつかは来るだろうと思っていた、「デスクトップ用ディスプレイの液晶・薄型化」と「キーボード、マウスの無線化」の時代。これもこれまでは一体型では実現できなかった。いまでこそ二代目iMacから薄型液晶を採用しているが、改造した旧Macで先に実現できてしまった。静音化の前に、実現できたときはまさかと思った。タワー型にいろいろなものを内蔵したり、無線化したくなるのもわかる。ケーブル類でごちゃごちゃするのが目に見えているから。

 その、ディスプレイの話。
 Performaの15'ディスプレイがいかれてしまって、まだ液晶ディスプレイは安くないだろうなと思ったら、ちょうど安くなり始めたところだった。本当に助かったと思った。購入できる予算範囲内になんとかあった、SONYの15'を入れた。
 そのときに知った・思ったことを項目にしてみよう。

充分きれいで、「液晶ならでは」の目が疲れない利点があること。
ブラウン管は明らかに耐用年数が限られていること。ブラウン管の方が目に優しいところもあるらしく、評価の高いブラウン管ディスプレイにはひかれるが、中古は難しい。
Windowsノートも気軽につなげること(Appleマークもないので…笑)。ケーブルを出してしまえばおしまいだろ、との意見もあるだろうが、液晶ディスプレイが薄くて軽くて場所をとらないせいもある。今ではCPU切替器という便利グッズがあるが、ケーブルの差し替えは面倒だった。
ディスプレイに附属していた内蔵スピーカーがすばらしいこと!Macの起動音を初めてステレオで、クリアな音で聴いた。そんなに感動するような音かよ→自分。でも、テレビチューナーは当初より常用しているし、CDは言わずもがな、最近ではiTunes。スピーカーなしには、いまのパソコンの親しみやすさ、楽しさは考えられないでしょう。

 まとめ。
 今回のMac miniのポイントは、進化したディスプレイ、キーボード、マウスを前提にして考えれば、実にいいところを突いている。いまのMacはMacOS Xになって周辺機器は格段にWindowsと互換性が上がっているはず(キーボードはちょっと苦しいか)。Windows機の周辺機器をそのまま使って、Mac miniに移行できるのだ。
 値段も一見すると、安い。Macとは思えないほど、安いよ。具体的に導入を検討して試算した友人によると、ちゃんと増設すると高くなるらしい。原因は二つ、スロット数がないため一枚で大容量のメモリを入れる必要がある(これが高い!)のと、無線LANカード。でもそれでも10万円超ならタワー型のPowerMacG5よりもずっと魅力だと思うけどな。自分が買うなら、製品としてこなれてきてからだし。
 その上、MacOS Xになって、かえってMacは家電化が進んだ印象をもっている。この「家電化」という意味で、いざというときの本体そのものの拡張性は重要視しなくてよくなった。安定運用を妨げるような機能拡張や改造は、しない方がいい。
 自分はOS Xをいまだに触っていないが、要はUNIXにMacの皮をかぶせた代物だということだ。だからOS Xに移行したとき運用面で意識を変えようと考えているのは、システムに下手なカスタマイズはできないこと。旧OSは起動ドライブをどこに指定してもよかったから、複数のシステム構成を準備することができた。しかしOS XはUNIXとしていじるのでなければ、旧OSのような安易な機能拡張は考えない。データだけバックアップしておいて、いざとなったらシステムは「初期化→リカバリ」が一番安定した運用が望めるのではないか、と考えている。

 Mac miniは、標準的なものはすべて内蔵しているし、必要な機器は外部につなげばいい。これまで延々述べてきたごとく。
 余計なものをそぎ、必要にして充分。実に軽快な印象のMacだ。

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2004.11.09

ぽざまんブログ、地震で大活躍

 地震があった。自分の出身が新潟なので、最近わさわさしていた。
 関連して、ぽざまんBLOGを紹介。

 「ぽざまん」とは元々、MacのPozerという人体3Dソフトを使ったマンガを掲載しているホームページ。大したものではないのだけど「一応18禁」。念のためホームページへの直接のリンクはしないでおく。今回紹介するのはその日記ブログの方。本家ホームページも見たい方はブログの方からとべるので、どうぞ(よろしければぜひぜひ)。
 ぽざまんの管理人さんが同じ県の出身とわかってからは親近感も沸くようになり(ホームページのみの時代からですよん)、ブログが始まってからはよく覗くようになっていた。ホームページ由来のおふざけ具合が好きで、例えばJoJo立ちのネタとかね。ここで紹介されているPoser仲間である全力HPの「ラジオJoJo体操第一フラッシュ」には大爆笑。

 で、地震である。
 ぽざまんブログの「華氏911」評を読んで、おや普段のオチャラケとは違う。ふうむなるほどなあと思っていたら。
 地震で大変身。
 管理人さんのご兄弟が小国町におられるのだが、この地域については地震直後からしばらくの間、きちんと整理された情報がなかった。
 そこで、ご当人は東京都内におられるにもかかわらず(ご自身の出身地でもない!)、Web上に散らばった草の根発の情報を集めてきて、小国町の地震関連情報としてまとめ、発信しておられたのだ。リンク先は最終版。小国町が自ら情報発信を始めるようになるまでの臨時措置となったが、小国町に親類縁者がいる遠方の人々には感謝されたにちがいない。地図なんかものすごくわかりやすい。

 自分も遠方でやきもきしていたが、現地入りして自分の目で実態を見聞したおかげで、いまは多少の余震でも安心できている。それまでは、本震直後の二日ほどは充分に連絡も取れなかったし、続く大きな余震を東京で感じたときには、頭痛と吐き気に悩まされたほどだ。あとで聞けば現地ではひどい揺れでも冷静だったというのに、「知らない」ということがいかに不安を煽るものか。
 マスコミはひどいところばかり映す上にそれがどんな位置付けなのか正確な情報を言わない。例えば道路が壊れた映像なら、それがどこなのか、通れるのか。ほかの道路の被害から見てどの程度のものなのか。彼らが現地入りして見知った範囲でもいいのだ。それどころか、同じ映像を繰り返し繰り返し流す。時間が経ってきたら追加情報と組み合わせるとかしろよなあ。役立たず…。
 さらに、マスコミは現地でひどい所業をしていたらしいという話もいくつか、現地発の書き込みがネット上では見つかる。真贋はご自身でご判断ください。例えばぽざまんブログではここ。直後に乗り込んだ某局レポーターの一人は学生時代の同級生だったり、他人事ではなかった。アイツ、性格悪いんだもの…。

 今年はブログ大隆盛の年だと思ったら、今回の地震で大活躍。
 阪神大震災のときもWebの効用が目立ったというが、今回は自分も、高校時代の同級生が立ち上げていた掲示板や、まちBBS等々で現地情報を得ることができた。ネットの力を改めて実感した。
 ぽざまんブログでのデジタルデバイドアナログデバイドの話も、うんうんとうなづきながら読んでいる。阪神大震災当時と比べれば今回は行政や公共交通機関のネットへの情報発信は格段に違っていただろう。不満も残るけどね。
 それにしても加茂市、どうなってたんでしょうねえ。ぽざまんブログの管理人さんの嘆息は、よくわかる気がしますよ。

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2004.09.20

WaMComのテーマ

 WaMComのテーマを新しくしてみた。カッコだけSafariっぽい?PinstripeRというテーマを入れた。Breezeというテーマもシンプルでいい。
 Netscape7.02の頃はもう新しいテーマに対応していなかったのかまったく楽しみがなかったのだが、Mozilla1.4 for MacOS classicでもいくつか使えるものがあって嬉しい。StarTrekのテーマが適用できなかったのが残念だったんだけどね。
 

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2004.09.02

「最強の630を創り隊」、閉鎖!

【2005.2.23.追記】
 この記事に辿り着いた方、できれば惜別のコメントを残していってください。自分はくやしくてくやしくて。この気持ち、分かち合えたらと思います。
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 LC630の強化系サイト、「最強の630を創り隊」がなくなってしまった。
 ここでも話題にしたファンの話を、掲示板に書き込んでから、しばらくレスがなかったので、ここ数日覗いていた。今日見たら、なくなったことに気がついた。
 Googleのキャッシュも、いつまで残っているか…。トップページに掲げられたメニューを以下に引用しておく。

「最強の630を創り隊」は2000.7.31をもって無期限更新停止に入っております。
Contents
最強への道
ハードウェア
ソフトウェア
G3化
お飾り系
隊員の630自慢
 現在 300名
リンク
掲示板
最強の630を創り隊は「つなごうみんなのマック!!」に参加しております。
編集:野下「らふてい」秀広 / Hidehiro "rafutei" Noshita

 見てのとおり、コンテンツ自体は更新停止されていて、掲示板だけが生きていた状態だった。
 慌てて管理人の「らふてい」氏に問い合わせのメールを送ってみたが、メールも届かない。

 残念である。関連情報を載せているところが少なくなってきたと感じ始めた矢先だっただけに。

【2004.9.6追記】
 なくなった理由がわかった。時間が経てば何かしら情報が入ってくると思っていたが。
 ニフティのホームページサービスの統廃合に合わせて、やめることにしたみたいですね。ニフティでこれまで展開していた名前の違うホームページサービスが二つ、8/31になくなって、それまでに移転することになっていたらしい。「最強の630を創り隊」のURLもその「メンバーズホームページ」のそれ、だったはず。

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2004.08.31

今度はハードディスクを買ってきた。

 630系筐体の機体がメイン機以外に2台あると以前書いたが、先日のメイン機のファン静音化に気をよくして、ほかのファンも換えてやろうとまたパソコンショップに出かけた。
 ファンは片づいたとして、今度ひっかかったのが、HDD。
 ファンで静音化できたんなら、シーク音も静かな方がいい。
 そして、iTunesのmp3ファイル蓄積用、ファイルサーバとしても使えるよう、最大容量のHDDを載せてみたくなってしまった。

 G4用と謳ったHDDにも120GB-160GB-250GBとあるのだが、最終型のMDD以前のG4は160GB以降は万全に対応してはいないらしい(OS Xから起動できないだけだったと思いますが、ご確認ください)。
 IDE接続のHDDはLC(low cost)シリーズで採用されて、安価で大容量の換装ができるようになった。かつてIというMac専門店で「この古いMacでもどこまで積めるんですか」「さあ…当分は足りなくなって困るというところまではいかないでしょう」なんて会話をしていたものだ。
 しかしどうも、旧Macでも130GB前後に"カベ"があるらしいという話である。

 120GBがハードウェア限界の最大上限なら…、とバルクコーナー前でお店の人に相談に乗ってもらう。
 結局、1万円で買ってきてしまった。

 それで。
 昔クラッシュしたHDDをいつか交換してやろうと用意した未開封バルクHDDをしまったままにしていた。さて今回、どのドライブをどこの筐体に収めようか妄想しようと、このバルクHDDも取り出してきたのだが。
 箱に入れておいたレシートを見ると、40GBで4万円。

 昨日買ってきたのが120GBで1万円だよ。
 すごい時代になったなあ。
 昔は120MBとか250MBだったと思うんですけど…。もちろん、メモリじゃなくて。

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2004.08.29

新しいブラウザ、WaMCom

 先の投稿でもわかるとおり、当方の環境はG3カードを挿したMacOS8.6。ブラウザはNetscape7.02を使っている。
 ところが、ココログの本文にリンクを埋め込もうとしたら、うまくいかない。ブラウザの段階でもうダメ。リンクボタンを押してもURLを記入するウィンドウが出てくるはずが、何も出てこない。

 寝ぼけた頭で、ほかのブラウザを試してみるか…とばかりいくつか試してみた。その中にWaMComがある。試したと言っても、…「ついダブルクリックをしてしまった」だけ、なんすけどね。
 WaMComは、簡単に言えばNetscape7の仲間Mozillaの一種。

 MacOS8.6でもだいたいのことができてしまう、と強がっても、困っていることもある。
 ブラウザだ。
 ただでさえ、 Mac。その上、MacOS XじゃなくてMacOS Classic。
 Netscape7.02ではタブブラウザの快感から離れられなくなってしまったが、普段はあまり気にならないにしても不具合があった。ページ指定の印刷ができないとか、ページの保存が不完全だとか。しかし、開発が止まってしまってからしばらくになっていた。
 この夏、ストレスなく使えるブラウザはないかと探した。結果、有力候補となったのがWaMComだった。

 ところが、日本語パックをインストールしても、何度試してもうまく表示されない。部分的にしか日本語化されないし、日本語化されないところも「?????」の羅列になってしまうから使いものにならない(Weblog版日々雑文のおだまささんにはお世話になりました)。
 それが──、今回。怪我の功名で開いてみると。

 完全に日本語化されているではないか!!
 どうなってるんだ。

 だってさ、「Netscape7.02のプロファイルをそのまま読み込ませるとトラブルの元。別に作って」と言われているのに…そのまま読んで大丈夫みたいなんですよ。同時立ち上げはさすがにおかしくなるからやってませんが、Netscape7.02も同じプロファイルを読んで起動します。
 ココログのリンクも、うまく埋め込むことができました。状況がよくわからないので、しばらく、WaMComで行ってみます。このまま安定動作してくれると、大満足なんですが。

 なんだか新機種なんか全然不要になってきたなあ。
 6300/225+G3カードにOS8.6。快適。まだまだメインマシンで行けそう。

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2004.08.28

Macに静音ファン。驚愕!

 PowerMacG4は、うるさいんだそうだ。まるで掃除機だとか。
 初期型があんまりひどかったから、改修キットまで配布されて、その後リリースされた機体は対策が施されてあるそうだけれど…。でもまだ、気になる人には気になるだろう、というくらいらしい。
 G4はOS9起動可能な最後のMac。在庫限りとアナウンスがあって、あっという間になくなった。
 関心があって調べていたら静音化の話が出てきた。次のサイトが大いに手がかりになった。
 PM G4 MDD 静音化 BBS

 静音化対策を見ていて、「あれ…これウチのMacにも使えるんじゃないかしらん」とパーツを売っている店に行って、静音ファンを買ってきた。
 ウチのMacも、うるさかった。Macが知的生産の技術じゃなくなったのはいつ頃だろうか。毎日メールにと活用しているけれども、「コイツじゃしっかり考える文章は書けない」。ボーっとネットサーフィンなんかしていると、だんだん頭が痛くなってくる。

 電源ファンを今日換えました。
 それが…すごいんですよ。HDDのシーク音しか聞こえなくなったんです。

 上記URLの中の「MDD いじくりまわした記録」というページを参考にした。「電源コネクタ」をいじってやれば、自作パソコン用に普通に売っているファンが使える。
 3ピンを2ピンに。3ピンの内不要なのは、黄色の線。残り赤(+)と黒(-)の2本は、逆にコネクタに入れ替えてやればいい。コネクタの形状が許せば、そのまま挿したっていい。
 この辺がG4MDDだけでなく、旧Macでも通用するようだ。二つあったファンのコネクタはどちらも、「MDD いじくりまわした記録」と同じ2ピンだった。

 ウチの機体は、LC630以来の"630"筐体にAlchemy系のGazelleというボードを挿して強化したもの。
 630筐体には惚れ込んでいて、改造機が全部で3台ある。騒音問題が解決すれば、ファイルサーバやiTunesサーバにも…と活用の途が広がる。

・筐体はPowerMacintosh6300/120
・マザーボードはPowerMacintosh5500/225
SonnetCrescendG3L2-400MHzというG3カードを増設。
・で、OSはMacOS8.6

 8.6のアピアランスも、最近ひょんなことから軽くすることができた。英語版システムフォントのChicagoに似せて、8.6からOsaka-Boldを指定できていたが、これを普通のOsakaに戻したら格段に反応が軽い。早くやっとけばよかった。
 8.6でだいたいのことはできてしまう。ストレスがない、ってことは大きい。
 これからも頼むぜ〜。

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