パソコン・インターネット

2004.08.29

パソコンは電気代をくうのか。

 たいしてかからないらしい。

デジタルARENA / パソコンを起動したままで1カ月の電気代は?
 毎回パソコンを起動するのは面倒であり、常に電源をオンの状態にしておきたいのですが、パソコンに問題は起きませんか?また電気代は1カ月どのくらいかかっているのですか?

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2004.09.15

Kensington Comfort Type USB Keyboard

kensington_comfort_usb_kb.jpg
 Kensington Comfort Type USB Keyboard
 このキーボードを一昨日買ってきた。5月くらいからDo-夢さんで入荷待ち、ずっと予約していたのだが、先週末に秋葉館さんで扱いがあることがわかり、予約をキャンセルして購入した。
 輸入品はいつ入ってくるかもよくわからないのだそうだ。Kensington製品はMacを使い始めたずいぶん初めからトラックボールを愛用しているし、有名だろう。でも、キーボードのことなんかとりあげる人はあまりいないんじゃないか。

 普段、旧式のMacを複数台使っていて、切替器でディスプレイとADBキーボード(Apple純正JIS)を切り替えている。
 で、キーボード。USキーボードの魅力にとり憑かれてしばらくになる。USキーボードの魅力は、ほかのところで書かれているだろうから、ここでは略す。
 そもそもは、モバイルがWindows機─LibrettoL3─で、これをデスクトップで使えるようにしたら便利だろうなあ。画面も広くなるし…と画策したのが発端である。しかし、Apple純正キーボードはWindowsで使うにはキー配列があまりに違いすぎる。そもそもADBじゃつながらない。
 そこで、外付USB接続のキーボードを物色するに当たり、USキーボードを考えてみたというわけ。

 ひとつ脱線。ノートPCの追加外付ならフルキーボードを買いましょう。一等初めに中途半端なモノを入れて、失敗しました。ノートパソコンのキーボードは仕方がなく、それで慣れるしかない。でも、わざわざ外付にしておいて中途半端な配列だと、ほんとに使いづらい。普段それを徹底的に使って慣れる、というんだったら違うけどね。モバイルで小さいのがいいんだって別にメリットを見いだしているのでもまた別だけれど。

 フルキーボードを物色してみて、今回のKensingtonのキーボードに注目したのは。エルゴノミクスの工夫は使い勝手がよさそうだったし、その割に価格が5000円を出ない。この価格帯はあまりなかったんです。
 ところがちょうど品切れになったばかり。代わりと言ってはなんだが、これまた前から興味のあったラショウキーボードを入れてみた。これはこれで打鍵感がとても気に入ってしまって、MacでもUSBにつないで常時使っている。
 このラショウキーボードもUS配列ゆえにWindowsに対応できているのだが、そもそもMac用。流用しても使い勝手には限界がある。

 さあ、これで新しいキーボードが来たぞ。ばしばしやるぜ。

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2004.09.16

モバイルPCの外部バッテリ

 Macのほかに、Windowsノートを使っている。最初にMacでパソコンというものに慣れて、職場はWindowsだし持ち運びができるものがあるといいと思って…そんな理由で、最初から二足のワラジ組だ。以来、モバイルWindowsはDynabookSS475、Libretto100LibrettoL3となぜか東芝にお世話になっている(SS475は本家東芝で製品紹介ページが見当たらない…泣)
 SS475はB5サイズだったが分厚くて2kgもあった。それでも、当時ではコンパクトな方である。さすがに別にパソコンバッグが必要だったが。Windows3.1と95でデュアルブート化して、DOSとWindowsの練習台にずいぶんなってくれた。当時配備台数の少ない職場にもっていって何度助かったことか。VineLinuxを入れる練習をしたがあまりにのろいのでお蔵入りになっている。いつかいじってやろう。

 モバイルには当時から稼働時間が重要で、バッテリのもちとACアダプタの配備には苦慮した。アダプタはサードパーティから軽量なものが出るので自然、重い標準アダプタを職場に置いておき、あちこち持ち運びが必要なときに自宅からサードパーティ製アダプタを持って出かけることになる。
 バッテリは、純正品で大容量バッテリ、通称デカバッテリが出る。で、いま思い出したのだが、SS475には「セカンドバッテリ」というものも出ていた。FDドライブのポートに差し替えて追加する。
 アダプタの使えないところはバッテリに負うしかない。通勤電車、ファミレス、旅先に向かう新幹線。デカバッテリなり、もう一本もって歩くことになる。
 だから、モバイルでちょっと寄るところがあるときは、電源が取れそうならサードパーティ製アダプタ、さもなくばバッテリを一本余計にもって出る。これが普段の態勢だ。

 バッテリはしばらく使っていると「へたって」くる。充電してももたなくなる。
 ネットで調べてみると、中のバッテリセルを入れ替えて新品同様にするサービスが見つかる。ただ入れ替えるだけでなく、セルを高容量にして強化するサービスもある。重量が幾分重くなるが、デカバッテリなら長時間働いてもらいたいのだから願ったりかなったり。ずしりとした重みは詰まってるぞとさえ感じる。

 しかしバッテリというのは高い。いま使っているLibrettoL3対応のバッテリは、正規に買うとこんな価格が付いている。以下は、東芝の正規パーツを売っておられるチチブデンキさんのチラシから(チチブさんにはいつもお世話になっています)。

  標準バッテリ(ff用) 14175
  標準バッテリ(L用)  14175
  大容量バッテリ(ff用)  23625
  大容量バッテリ(L用)  37800円。

 オークションに出ている「新古品」(ほんとかどうかは知らないが)や、改造バッテリに手を出したくもなるというもの。
 ちなみに現状、100でバッテリには苦労したので、Lシリーズのバッテリに関しては、ちょっと買いすぎのきらいさえある。

 そんな折、外部バッテリを探してみていて、Slim60という製品に出会った。メーカーに電話して聞いてみると意外にいい感触。
 アダプタがバッテリそのものの充電に使えるだけでなく、コネクタを付け替えることによってPC本体に、それもかなり広い機種に使えるというのだ。それに、同社のほかの外部バッテリはほとんど棍棒としかいえない形だが、少しはデザインに配慮もある。
 電源容量はLシリーズの大容量バッテリに少し欠けるものの、先のアダプタの汎用性も考えて26000円は悪くない値段。家族の初代Let's noteはバッテリが完全に死んでいるので、気にはなっていたし(まだWindows95が走っている!据え置きで使う分には全然使えている!)。
 チチブデンキで実物を見ることができたので、板状の形状、サイズ、重さを手にとってみた。
 購入しました。先の投稿にあるKensingtonキーボードを買いに出かけたときにチチブを覗いたのが運のツキだった。

 自分のL3にはまだまだ使う機会はなさそうですが、長期間缶詰になるようなときに持っていくことになると思います。

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2004.09.21

PDFをOCR化するソフトって

 意外にないのね。探した。
 ソースネクストのいきなりPDF(1980円ってのはすごいよ)とかPDFソフト花盛りなんだけれども、紙をスキャナで読んでワンタッチで透明テキスト付PDFにするってのはある。でもこのpdMakerはbmp、TIFF、jpgとかを読むことはできても既にPDFになっちまったものを読み込んでOCRでテキストに起こしてはくれない…。
 シートフィーダ付のプリンタ複合機を入れたおかげで、紙の書類をバンバンスキャナで取り込んでPDF化している。もうほんと、手間入らず。変に傾かないように注意してトレイに差し込んでやってボタンを押して風呂でも入ってくると、できあがり。
 問題は、PDFを読むには重いってこと。30ページくらいの論文を前後見ながら読みたいと思っても不自由だ。それで、検索用にざっとOCRをかけた透明テキストを付けられないかなと考えたという次第。
 メディアドライブのやさしくPDF OCR e.を見つけてきた。目的に適うが、Windows…。Mac版はないのかーと量販店からメーカに電話して聞いてみると(夜分遅くなのに嬉しかったです〜)、このソフトはe.Typistの機能限定製品なのだそうだ。多くの希望があってリリース。しかし…PDF読込に対応するようになったMac版はOS X以降だった…。
 仕方がないので、Windows版で。アップグレード版は先の機能限定版と価格があまり変わらないので、e.Typistを買ってきた。

 この日は、某携帯機の周辺機器や、携帯電話のハンズフリーホンをパソコンに繋ぐためのコネクタも買ってきたり、なかなか収穫であった。

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2004.10.01

モバイルとカバン

 9/28晩に自動車と接触事故。事故といっても、身体には何の問題もなかったので事件性はないとみてよかったんだけれど(オイオイ)。
 夜道せまい道路でこちら自転車すれ違いざまドンという音。ボーっと振り返ってなんだかおかしいなと思い、声をかけてみると「こっちは大丈夫だけど、あんたカバンが…大事なもの壊れてない?」。自転車後ろのカゴに入れておいたカバンがぶつかって落ち、少しタイヤに巻き込まれてしまったらしい。幸いPCは、二重に保護してあったことと、カバン全体が本格的にメチャメチャになる前にクルマが止まってくれたので、無事でした。
 ところが、帰宅して明るいところで見たら、それでもカバンのショルダーが4カ所にわたり裂けてしまっていた。しまった、連絡先聞いておくべきだったか…と思ったのもあとの祭り。まあ、こっちも事故多発地域で無理して悪かったという気持ちがあったんだが。
 それで、ひさしぶりにカバン騒動。

 モバイルやってなくても、カバンって意外にみなさん使い勝手を大事にしているんじゃないでしょうか。
 パソコンを持ち歩いて電車通勤している自分の場合は、3ウェイを絶対条件にしてしまっている。これだけで選択肢が狭くなってしまうんですが…なんだかんだ言って荷重が肩にかかるので、ショルダーとカバンとの接合部の摩耗がひどい。買い換えの理由はこれまでだいたいその接合部の部品が壊れてしまう、縫い目から破れてしまうというもの。
 今回事故で壊れたカバンは180年からの老舗の製品だそうで、補修ができるか購入した店からダメもとで問い合わせてもらうことにしました。

 代わりにここ数日、先代のエレコムのカバンを使っています。この先代、とてもコンパクトでこれまでで一番のお気に入りだったので、それだけに本格的にダメになる前に買い換えたものです。何がダメって、横の力がかかると摩耗した金具が外れてしまい、カバンを背負うときに下手をすると遠心力で他人にぶつけて危険なことこの上ないのであります。ついでに、この接合部、なんとかならないか調べてみました。
 登山用品店に当たってみたところ、さすがにショルダーそのものの代替部品は入手できなかったものの、小さめの変形カラビナがうまくフィットして磨耗した金具の代用とすることができました。なんとかなるもんだ。カバン自体はとても気に入っているので、復活が嬉しい。
 B5サイズでもそれなりに収容力を確保しつつコンパクトに収められる。背負ったときにとても軽快に感じられていいのだけれど、探しても気に入ったものがそうそう見当たらない。今では古い型になってしまい、同じような形は見つからない。
 本当は、問題の部品を交換して、縫い直すのがいいそう。ミシンをもっている女性の同僚も言っていたし、相談した登山用品店の店員も修繕費2000円くらいでいけるんじゃないですかね、と言ってくれました。しかし、問題の部品の摩耗自体はまた同じことが繰り返し。カラビナならいくらでも買い換えできるので、カバン本体がダメになるまでのことと思い今回の判断に。
 なお、エレコムさんに交換部品がないか調べてもらったら、カバン専門のメーカーじゃないのにていねいな回答をいただきました。数年経過したモデルだったため部品はなかったとのこと。パソコン店のカバンコーナーに行ったらたまたま営業の方が来ていたので調べてもらったのだが、ありがたいことによい方に巡り会えたらしい。

 補修がうまくいけばもうけもの(でしかない)と思い、これまた機会と捉えて新しいカバンも買いました。
 3ウェイで既にB5サイズはほとんど選択肢がない。A4の一定の収容力も魅力として肯定し、今回はどれだけコンパクトに収められるかを追求。これまでのものはどうしても「山にでも行くの」なんて言われてしまっていたんで…。
 A4ではあるが、シンプルなビジネスバッグ風。まあ、見た目はよいものが買えたのではないかな。使い勝手はこれから、意外に使っていく内になんとかなじむもんだろう。また楽しみではある。

【2004.10.14追記】
 壊れたカバンは結局すぐにメーカーが回答をくれた。販売店に寄ってくれたときに見立ててくれたんだそうで。
 補修は困難という回答。
 そのまま処分願おうかと思ったが、考えてみると3ウェイのうち1つが使えなくなっただけなので、引き取ることに。あれだけ収容力があるんだから、今後は長期旅行のときにサブで役立ってもらおう。
 新しいカバンは、収納については文句なし。実にスマートな印象で、コンパクトにまとまるので詰めても重さをそんなに感じない。
 ところが、背負うとき・降ろすとき続けて床におかず空中で普通の持ち手にスムーズに持ち替えたいのに、背負いの腕の取付位置が反対なために一旦床に下ろすことになってしまう。左側から背負うからこうなるのだが、これは意外だった。これまでのカバンでは皆普通の持ち手と背負いの腕の位置は同じだったのに、常識というわけでもないのかな。床に置いてしまうためにおかげであちこちが既に擦れてしまってきている。

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2004.11.14

香田証生氏の斬首動画と見ない自由

※この記事は元々次の記事とひとつの文章だったものを、長文だったので二つのトピックに分けたものです。併せてお読みください。(以上、2005.1.28追記)
---

 標題に掲げた前提となる事件の事実経過については、周知のこととして。
 動画公開後にWeb上では複製がばらまかれ、すぐに「見るべきだ」「見ないべきだ」と議論が戦わされるようになった。
 ここで挙げる論点は二つ。正直、つまらないと思う人もいるかもしれない。そんな誰でもが考えるようなことを書いておく。

 見たくない人が見ない自由。
 「うっかりクリックして見てしまった…吐きそう」という発言が見受けられる。
 リンク先が何であるかはきちんとわかるようにした方がよいし、あまりに誰でもが見られるようには軽々にリンクしない方がよい。あとは、見るならば自らの判断で。見たくないものを見ないようにする心構えは大事だということだ。
 どなたかが挙げられていたが、判断能力のない子どもが帰宅して一人でパソコンを立ち上げ、見てしまえるような状態にするのはまずい。これはそのとおりだと思う。同様の例として挙げられるのは、テレビ。テレビはスイッチを入れた瞬間に目に飛び込んでくる。だから、規制の対象になる。

 見たい人が見る自由。
 不思議なのは、Googleのイメージ検索。「香田」でも「証生」でも何もヒットしない。検索のしかたが悪いんだろうか。
 最近、職場で国立情報学研究所の方を招いて話を聞いたので、陪席させてもらった。Googleのような検索サービスと図書館事業とで競合する側面での生き残りを模索しているからだ。お招きしたK氏曰く、「GoogleもYahoo!も「上位に来れば適合率が高い」「カテゴリは重要なサイトが登録されている」という幻想、社会的信頼を植え付ける戦略が功を奏したにすぎない」という皮肉な見方をされておられた。
 インターネットはブラックボックスである。有限な資料を扱う図書館とは違う。だから、GoogleもYahoo!も、便宜的な、限界のある単なる道具として使われているわけだが、これだけ何もヒットしない、となると単なる道具というわけでなく「隠している」という意図的な操作があることが推測される(事情ご存知の方教えてください)。
 もちろん、イメージ検索では検索結果がサムネイル表示されてしまうので、先の「見たくないものを見ない自由」のために制限をかける理由がある。それが検索サービス提供会社の意思ならそれでいい。しかし、規制をかけているなら「かけている」とはっきりと言明すべきではないだろうか。それならそれで、それでも探したい人はほかの方策を探そうとすればよい。意思表示をしないのは、「検索サービス」として不誠実というか、欠陥である。

 香田さんの動画は、社会的な規範として一律に、見るべきだとも見せるべきではないとも言えない。事実として、流通するからである。見るかどうか決めるのは、決めるのは各自の判断だろう。各自が判断ができるような提示の仕方についてだけは、社会的な規範として論じられる必要はある。
 もちろんそのような自由を前提とした上で、この共同体に生きるそれぞれが、見た方がいいか・制限を加えるかべきかといった意見の交換はありうるし、議論の場があることをありがたいと思う。この共同体の中で生きて自分の考え方を鍛えるためにも、自分はそのような議論を欲する。

参考にしたサイト
自分は、「はてな」で11/3付検索結果をひとつひとつ見ていきました。

極東ブログ:香田証生さん殺害シーンを語ることの意味について
 この問題については、まずこちらの論評をご覧になった上で、ほかに行かれることをオススメします。文字で斬首の経過を書いた紹介もされていますので、概略がつかめます。コメントも読むと参考になります。

成城トランスカレッジ!:編集するモノ、されたモノ。
 2ch上の反応を整理していくつか貼り付けてあります。

一朗汰の日記:私の視点〜外国旅行と移動の自由
 自分はけっこうこういう視点、実は大事じゃないかと思います。うまく伝わらないかも知れませんが。「一般的自由」と言います。それが国家の保護をどのようにして受けるべきかは確かに難しい。

以下備忘。

夏のひこうき雲:死を見つめることの意味
 上記極東ブログの感想。

---【04.11.21.以下追記】---
夏のひこうき雲:香田さんの斬首動画を見ること、語ることの意味
 本記事につき、上記リンク先にてsummercontrailさんと対話。

夏のひこうき雲:みんな、香田さんの動画を探しすぎだよ……。
 summercontrailさんの後続記事。
---【04.11.21.以上追記】---

プレイノートの書きこぼし。:香田バースト、アゲイン。
 自分を含め今回の件でどんな検索語を使って徘徊しているかというひとつの例証。

ダメオタ官僚日記:遺体搬送費用は誰が負担すべきか
 悲しくなっちゃうんですけどね、法律論からするとどうなのかなあと考えてしまう自分もいます。

千年王国:テロ組織がネットに香田さん殺害の動画を流す
 まとめリンク集のひとつ。取り扱い要注意。



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2004.11.15

見る自由と検索サービスの前提

 見る自由、見ない自由とそれにまつわる検索サービスという構図は、図書館でも同じことが言えると思う。前日のエントリを承けて、敷衍してみよう。
 それぞれの図書館がもつ社会的インパクト、役割によって、所蔵資料の利用制限はかけられうる。資料の管理をしている図書館側からすれば、「裁量がある」と言うだろう。「適正手続」まで用意するに違いない。
 しかし、その判断が妥当か否か、検索者の納得を得るためや議論をするためにも、利用制限の理由は提示すべきである。どのような選書方針か。利用制限の理由は。一般に図書館はこれを十分に明確に提示しているとは思えない。

 さらにしかし、いまの図書館では日常的にはこのような議論をする以前の状態だというのが実態だろう。
 図書館の目録がWebベースのOPAC(Online Public Access Catalog)となって、感覚的にはGoogle同様の検索窓に適当にタームを入れて検索できるようになって久しい。しかし、ヒットしないならヒットしない理由を、明示しないのはおかしい。単に茫漠としているだけ…そこに陥穽はある。
 図書館の目録は、明らかに有限の資料群(蔵書)から統御された規則に基づき人的な労力を投入して作成されたデータ群であり、有限の集合から検索するからこそ、(この検索語でのヒットは)「xx件」「なし」と意味のある「情報」が生成されるからだ。どのような規則でデータが作成され、どのような選書方針のもとに構成された集合なのか。それがわかるとわからないとでは、「情報」の意味が全然違ってくる。何という集合からどのようなルールにもとづいて取り出したかが判然としないのでは、ブラックボックス以外の何でもない。
 GoogleやYahoo!との根本的な違いは、有限な集合に丹念な統御を加えているというところにあるはずだが、当の図書館自体がOPACのヘルプをわかりにくいままにしている。どこにGoogleやYahoo!との違いがあるのか。その辺のしくみをわかりやすく説明しなければ、検索式を作るどころか「適当に」単語を入れておしまいといった現状では、何の違いもない。業界で言われている「情報リテラシー」「利用者教育」といった大仰なことば以前の、図書館のしくみそのものに関わる問題だろう。
 GoogleやYahoo!よりも、Amazonやbk1と比較するともっとわかりやすいかもしれない。実際あの単純な窓でも、「書評」が付いているゆえに、有効な検索ができることも多い。

 最後のネタは、図書館で働いている自分の実体験によるものです。amazonが、書誌情報しか掲載されていないOPACなんかよりも、役に立つことがあります。図書館の目録が提示すべきDBとしての整合性による有益さよりも、amazonならではのその付加価値において、単なるワケノワカランOPACより価値ある情報が得られる、と言いたいのです。
 驚いたのはamazon.comに付いている書評には、Research Libraryのための書評グループが付けているものがあって、こうしたものはかなり信頼性があると見ました。
 自分の職場では、目録規則に則って丹念に書誌情報を作成しています。しかし、それだけの検索のしくみ、資料群の見せ方がないと、Googleやamazonと比べても大して効果ないんじゃないか。経営資源を投入していることに対する社会的な説得力が、あるんだろうか。そんな疑問に毎日さらされながら仕事をしています。

【2005.1.28追記】
 前回の記事については、あまりにヒットが多くて気になっていた(2004.11.30の記事)。
 検索エンジンの使い方に対する疑問の論理は、当ブログ内での2005.1.212005.1.22の記事を、コメントまでご参照いただきたい。りんどうさんのおかげで、もう少し言いたいことがまとまっていると思う。
 また、当時私の拙い記事に反応いただいた「夏のひこうき雲」の記事でもさらにコメントをいただいた。感謝。

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2004.12.30

旧型PCでAirH"、使えるようにがんばる。

 最初にお伺い。無知な私に教えてください。
 72pinのSIMMの64MB(2枚組)って、どういう用途で取り引きされてるんです?

 「キャラベルのトッパー」と言っても何のことやらわからないのが普通だ。
 親戚が大昔、最初に買ったパソコンだったがロクに使わないでいた。貧乏なので新しいマシンも買えずいまさらさわり始めているという。
 いまどきパソコンというかインターネットは生活必需品だろう。必需品とまで言わなくても、あったら何にでも役に立つ。
 かつてコイツを買いに行くときは自分も一緒に行って、気に入ったヤツだった。
 スペックは以下のとおり。詳しくはこちら

 Caravelle "Topper"
 Model 410C/H8
 Intel DX4(100MHz)
 SIMM 標準12MB最大36MB (固定4MB)
 HDD 810MB
 SVGA 800×600,256色
 タッチパッド
 PCMCIAスロット×2
 ステレオスピーカー×2
 汎用バッテリ

 気に入ったのは、メモリが通常のデスクトップ用のメモリが使えるということと、当時としては割と大きめの画面の左右にスピーカーがしっかり付いていたことだった。汎用バッテリなので、量販店に行って入れ替えることもできる。
 Pentiumじゃないから苦しいことは苦しいが、95を載せて充分実用である。で今回、増設してしまう。まずはメモリ、それからHDDを3GBくらいのを見つくろってきた。中古の店をまわったが、もうSIMMなんて置いてないし、HDDも最低でも20GB超。桁が違う。

 新規にHDDを入れるから一度開腹して(メモリ交換、HDD付替え)、一からフォーマットし直す必要があったのだが、しかし、DOS6.2-Windows3.1のFDを黙々とインストールするくらいはいいのだけれど、Win95のインストールはいろいろ忘れていることが多くて困った。今でこそノートPCのカードスロットはプラグ&プレイだけれども、場合によってはCONFIG.SYSとか書き直さなければならないことに気がついて、頭を抱えた。95のCD-ROMでインストールしようにも、外付のCDドライブを認識しないのではどうしようもないのである。結果としては3.1時代でもある程度自動化されていたので助かったのだが…。

 AirH"で常時接続をもくろんでいるところである。
 今回契約してきた32kのパケットというのは、遅いようでいて意外に使える。別の95機で試してみたところ、大きなファイルをダウンロードするのは本当に厳しかったが、普通にwebをブラウズする分には多少のんびりかまえていればいい。自分が普段使っているロートルMacと似たようなもんだ。
 Topperは強化したとはいえCPUまで交換できなかった。この通信速度は、ロースペックなら充分だろう。第一、メールなどのテキスト系が読み書きできればずいぶん違うはずだ。

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2005.01.18

10,000 hit!(1):アクセス解析

 「忍者ツールズ」のアクセス解析を見ていてずいぶん勉強になった。
 このペースで行くと今週末くらいには10,000ヒットをカウントしそうなので、1,000ヒットのときと状況はあまり変わっていないが、関連して思いついた話題を、フィードバックしておく。
 たいした話じゃないっすよ、備忘ですから。今回は前回のMac miniの記事を教訓に小出しで行きます(笑)。

 全5回。
 (1) アクセス解析 (本記事)
 (2) リピーター調査からの推測
 (3) カウンターをまわすには
 (4) 検索エンジンの境界と"情報"
 (5) 検索エンジンの使い方

【アクセス解析そのものについて】
 まずは、アクセス解析をやっている方には当たり前、ということをメモさせていただく。

 見ているのは第一に、たいていは検索エンジンである「リンク元」と、その「検索語」である。
 自分のブログに飛んできたという記録は、どんな検索結果に自分のブログが出ていたかを示す。このリンク元を参照することで、「自分が書いたことば」がどんな形(検索語・結果ランク順位・検索エンジン)で検索にひっかかったかがわかるわけだ。
 検索結果と検索語を見ていると、自分の記事が示そうとした関心・主題について、自分では探し当てることができなかった「よりよい検索」ができている結果や、関連する「おもしろいページ」が見つかることがある。これは収穫だった。
 第二に、検索元が検索エンジンでない場合が多い、常連さんの動きである。リピーターがいる、ということは励みになるものですね。

 以下、後者から話題にする。

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2005.01.19

10,000 hit!(2):リピーター調査からの推測

【リピーター調査】
 わかるのは訪問回数と(複数訪問者の)前回訪問からの時間だけだが、それだけでも推測できることはある。
 一日100〜200件のうち9割が訪問一回だけの方々だが、残りの訪問回数訪問者の方々はどうか。
 11月下旬に記録を取り始めてからこの2ヶ月で、50回以上の訪問をしてくださっている方は60件。同じ方が複数の箇所からアクセスされていることを割り引くと(自宅と職場とか)、実人数30人くらいは、日をおいてでも見にきていただいているのではないかと考えている。

【リピーター調査からの推測】
 問題は、ウチの記事は主題が統一されているわけじゃなく、個人的備忘から書いていること。そのためあちこちに話題が飛びすぎるので、誰もが皆じっくり読めるネタばかりじゃないだろうなと思う。備忘のためもあり文章が長くなりがち、読みにくい。
 だからリピーターの方も、日をおいて見にきては(「前回訪問からの時間」は割にばらけている)、「今回はパス」とかされてるんじゃないかしらん。いや、日をおいて見に来ている理由としては、関心のある話題がしばらくおいている間に一件くらいはあるかもなぁ、ということかもしれない。
 また、ご存知のとおり、コメントやトラックバックは多くはない。少なくともコメントで交流する(コメントが付いているか確認するために複数回訪問する)ブログになってはいない。
 備忘ネタだから、外部ソースのまとめ・感想が多く、新しい知見が少ないので、引用されない。ということでトラックバックが少ないことはわかる。ただその分、その中のリンクが使われているのかもと期待したりして。パッと見て「あ、この参照先の方が役に立ちそう」と右クリック…てこと。忍者ツールズではウチから外のどこへ行ったか、までは追いかけられないが。

 やっぱりリピーターは知り合いか、図書館員、せいさか新潟県に関心のある方なのかなあ。30人ってそんなもんでしょ。
 自分の中ではいずれの話題もそれなりにクロスオーバーしているので、たくさん記事を書いて関連を示していければ、ほかの人にもわかって入ってきやすくなるのではないかと…。でも、あまり大事なことは即、ドン!と書けないですけどね。

【2005.1.22追記】
 下記コメント関連記事へのリンクはこちら

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