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2010.06.28

ここ数年の、自分の読書。それと、ネットの検索

 図書館では、関心がある特定の一冊が出てきたときは、「同じ著者の本」をなるべく予約をかけ、読むようにしている。一冊だけでは、その著者の主張や方法、背景を、誤解しかねないからだ。
 この考え方は、かつて「主標目」が著者だったことに関連している。
 「標目」も古い言葉になってしまった。

 「広がりのある読書」について、もう少し。
 自分の地域の公共図書館のOPACの簡易検索窓で、その本の題名を入れると、書誌上の「著者紹介」等のフィールドに入っている文字列を拾った検索結果まで返してくるので、それで簡単に、候補の広がりが出てくる。必要であれば、書誌詳細表示を確認する。同じ著者でも、別の主題を扱っていることもあるし、関心に含める主題とするか除くかの目安として使う。
 主題に関して、OPACと平行して使っているのは、Amazonのレコメンド機能。同一主題で、(商業的に)話題となっている本が挙がってくる。
 どちらも、参考程度なんだけれど。

 おかげで、図書館の予約はいつも満杯だ。
 Webで予約が可能となり、自分の窓口図書館に配本されると、メールが届く。
 最近の、このありがたい機能と制度にもかかわらず、取置期限を逸してしまって、再度予約と配本をお願いすることもある。
 おかげで、案外読書に時間がかかる。予約が重なっている本は、自分の番がまわってくるまでに更に時間がかかる(←当たり前)。
 もちろん急ぎの本は、ネット書店で買うし、手にとって確認したい場合はリアル書店でめくってみる。

 その割に、購入本はまったく減らない。
 読了後、手にしておき、再読の可能性のある本は、買う。入手できなくなることが多いから。
 逆に、買った本は、むしろ開けていない本の方が多い。

 自分にとって「本を読む」ためには、図書館はどうしても必要な機能だ。
 「本を買う」ことに繋がっていることは間違いない。
 「本を買う」ことと「本を読む」ことは別だ。
 「本を読む」からと言って、「本を買う」量は減ってはいない。
 「本を買う」ことが、質的に充実する。

 ネットは、「本に関するテキストを読む」ために使っている。
 昔に比べ、Amazonのカスタマーレビューくらいしか、使い物にならないのが不満だ。
 昔は、検索エンジンでYahoo!のカテゴリを使って書評サイトがヒットしたし、ブログが出たばかりの頃はきちんとしたコメントが読めた。
 今は、検索エンジンがバカ。
 書店サイトばかりを上げてくる。ブログの記事も、「読んだ」だけの記事が上位に上がってきてしまっている。
 更に、検索ページが膨大になってしまったせいで、あるサイトにその本に関する記述についてあっても、きちんと上げてきてくれない。
 これは、本だけではない。いろんな商品等についても同じだ。
 ロボット検索には昔から懐疑的だったが、最近ではいい加減にしてくれ、と思う。
 ほんと、なんとかしてくれ。

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Comments

>ブログの記事も、「読んだ」だけの記事が上位に上がってきてしまっている。

これは云えてますね。こういう内容の本でした、おしまい、みたいなのも増えていますね。得手不得手はあるので、評論家みたいなあるいは、エッセイストみたいな文章は期待しないまでも、もう少し自分の感想を書けばよいのにと思ったりしますね。

もっとも、それは自分自身にも跳ね返ってくるなあ(^^;
なかなか難しいです。

Posted by: ムムリク | 2010.07.01 at 10:52

> こういう内容の本でした、おしまい、みたいなのも増えていますね。

 購入誌や読書記録だったりするから、それはいいんです。
 自分も、目次入力している程度ですから。
 これはという本の、中身が少しでも思い出せればと。
 それと、Amazonとかの目次プラスアルファの部分がわかればと。

> もう少し自分の感想を書けばよいのにと思ったりしますね。

 それは、思いますね。
 獄窓記は自分の感じたことが書きたくなりました。
 ありきたりでも。

 でも、この記事で言いたかったのは、検索技術のレベルが低すぎるってことです。
 書店サイトと、「買った」レベルのpermalinkのランクを下げられないのか、と。
 以前は、ある論文や事象のコメントを捜してから書いていました。同じことや既に指摘されている内容を書いてもあまり役に立たないだろうと。
 現在は労力がかかりすぎるので書き方の姿勢は変えましたが、それにしても、「他人の評価」を捜そうとしたときに使えない。
 使いものになりません。

Posted by: roe | 2010.07.02 at 19:41

なるほど、どちらかというとそちら(検索技術)ですね。確かに、いえてます。単純にはいかない部分もあるのだろうとは思いますが、そうしたところがうまくいくとより便利なのは確かですよね。

となると、やはりそうした情報をまとめたポータルの存在も意味をもつのかもしれませんね。

Posted by: ムムリク | 2010.07.03 at 16:47

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