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July 2009

2009.07.04

催事:法情報へのアクセス拠点としてのライブラリ

 知人から、メールがまわってきた。題目を見れば実におもしろそう。

---------(引用開始)----------
公開セミナー 法情報へのアクセス拠点としてのライブラリ

テーマ「法情報へのアクセス拠点としてのライブラリ」
日時:7月18日(土)午後1.30~5.00
場所:富士通総研大会議室(東京・竹芝 ニューピア竹芝サウスタワー5階)
        地図 http://jp.fujitsu.com/group/fri/about/company/facilities/#map
主催:司法制度改革と先端テクノロジィ研究会 ローライブラリアン研究会
        http://www.legaltech.jp/
講演:
基調講演「司法制度改革の心と図書館の心」(早野貴文/弁護士)
招待講演「図書館司書の専門化をめぐる現状と課題」(根本彰/東京大学図書館情報学教授)

報告:
「法テラスにおける法情報サービスの現状と課題」(法テラス東京地方事務所)
「公共図書館における法情報サービスの現在」(鳥取県立図書館)

パネルディスカッション:
岡本真(Academic Resource Guide主宰)
岩隈道洋(杏林大学)
根本彰
早野貴文
司会/指宿信(成城大学)

事前申込み制ですが、参加は無料です。
チラシは、転送転載自由ですので、周囲の方にご案内いただければ、幸いです。
http://www.legaltech.jp/koukaisemi/2009/090718chirasi.pdf
チラシには申し込み書が付いております。ファックスにて事前のお申込みをお願いいたします。

また、セミナー終了後 5.30~より会場ビル内にて懇親会を予定しております。同研究会の研究成果をまとめた図書『法情報サービスと図書館の役割』(指宿信編、勉誠出版
2009)の出版記念を兼ねております(同書はセミナー会場にて販売)。
懇親会費は5000円です。
----------(引用終了)-----------

 出版記念の元本は既に読んだ。ローライブラリアン研究会のここ数年のまとめだという。巻末文献一覧を見れば確かにそうだろう。

 実務家でありながら非常に興味深い論考を書いた早野弁護士。
 「根本先生はまたLIPERじゃない」なんて声には「きっと違う」。元々の「政府情報と図書館」論だろう。
 法テラスは立ち上げ時から「その前のしくみと使い勝手が悪くなった」とか「相談件数が…」なんて話が出ている中、どうなってきたのか。
 鳥取県立は何かと話題ではあるが、ビジネス支援では聞くけれども、法情報だと自分は都立と神奈川県立が身近だ。だから興味津々。
 そこに、岩隈先生もお入りになってのディスカッションだ。楽しみ、楽しみ。

 別の知人は「ARGにレポート出るでしょ」と言うが、こういうのは質疑と懇親会が肝。
 ほかの著者たちも来るだろう。門昇先生や、久しぶりに山本順一先生のお顔も拝見したい。
 しかし、自分の参加はおそらく無理。連休の頭にもってこられたら子持ちは難しい。

 ビジネス支援と違って、「法情報」は当たり前・切り口は決まっていたり、さもなければいきなりレベルがグンと上がる。そんなこともあってか、「図書館」では焦点が合いにくいようだ。「法と図書館」を話題にしたオープンな集まり自体がまだ珍しい。
 ともかく実際に参加してみて、いろんな見方感じ方をしていただけたらと思う。
 そして、ARG以外にレポートが出てきてくださることを望む。
 そのためには、まずご参加いただかないとね。みなさま、よろしくお願いいたします。

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2009.07.08

目次:リード『ドラゴンを追え!』

『ドラゴンを追え!』(ベイカー少年探偵団4)
アンソニー・リード 池央耿訳
評論社, 2008.8

目次

 プロローグ
1 リリーをさがして
2 曲技団
3 消息を絶った花売り娘
4 竜を追って
5 あの馬車に続け!
6 平底船でチャイナタウンへ
7 竜の鬚をなでる
8 三合会
9 満ち潮
10 ざんぶり河へ

コヴェント・ガーデンとライムハウス

あとがき

BAKER STREET BOYS 4
THE CASE OF THE LIMEHOUSE LAUNDRY
by Anthony Read
Text (c) 2007 Anthony Read
Illustrations (c) 2007 David Frankland

地図「ロンドン市街地」あり。

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2009.07.09

ベイカー少年探偵団資料:4巻より

コヴェント・ガーデンとライムハウス

 コヴェント・ガーデンは何百年もの間、野菜、果物、花をあつかうロンドンの中央卸売市場だったが、一九七四年にテムズ川をへだてたナイン・エルムズに移転した。現在、市場の跡地にはレストラン、商店、博物館などが建ちならび、ピアザは投げものの曲芸やアクロバットも含めて大道芸人が技を競う常打ちの舞台となっている。作中、ロージーが花を仕入れる壮麗なフローラル・ホールは、ボウ通り警察の向かいにあって今はロイヤル・オペラハウスの一部である。コヴェント・ガーデンは今やロンドン随一の観光名所で、世界中から訪れる旅行者は引きもきらない。
 ライムハウスは陸に上がった中国人の船員が住みついて興したロンドンではじめての中華街である。その後、中国系住民の大半はウェストエンドのソーホーに移り住んだが、…

アンソニー・リード『竜を追え!』p.178.

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 「あとがき」もまた読み応えあり(8p.)。
 コヴェント・ガーデンで登場したのは『マイ・フェア・レディ』のイライザ。
 「筋立てもさることながら、十九世紀の末という、日本では明治の中葉に当たる時代の雰囲気を色濃く醸して、ロンドンの街の情景が目に浮かぶような文章は味わい深く、それがこのシリーズの一つの読みどころです。」
 「今回の『竜を追え!』は、にぎやかな朝のコヴェント・ガーデンから話が始まります。コヴェント・ガーデンは今もロイヤル・オペラハウスで知られるイギリス文化の発信地ですが、この作品に描かれている一八〇〇年代の終わりごろはロンドンの台所とも言われる青物市場でした。…」
 「やがて、物語の舞台はテムズ河を下ったイースト・エンドに移ります。ロンドン塔の東に当たるこの一帯は、文中に描かれているとおりの港湾地区で、…」
 といったような具合で、ライムハウスや当時の華僑、運河の話まで書き下している。

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2009.07.10

目次:リード『盗まれた宝石』

『盗まれた宝石』(ベイカー少年探偵団5)
アンソニー・リード 池央耿訳
評論社, 2009.1

目次

 プロローグ
1 あの女を追え!
2 虎穴に入らずんば
3 新顔の下働き
4 マウントジョイ夫人はその昔
5 煙突掃除!煙突、そーぅ…じーいっ!
6 まるで写真と変わらない
7 ジェラルドに電報
8 モリアーティ登場
9 ブリーディング・ハート・ヤード
10 パイの分け前

ハットン・ガーデンとブリーディング・ハート・ヤード

あとがき

BAKER STREET BOYS 5
THE CASE OF THE STOLEN SPAKLERS
by Anthony Read
Text (c) 2008 Anthony Read
Illustrations (c) 2008 David Frankland

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2009.07.11

ベイカー少年探偵団資料:5巻より

ハットン・ガーデンとブリーディング・ハート・ヤード

 …宝石店が軒を連ねるこのにぎやかな通りは、かつてはロンドンの金融街<シティ>のはずれに位置する庭園で、一五八一年に女王エリザベス一世が寵愛ひとかたならなかった豪商、サー・クリストファー・ハットンに下賜した土地だった。
 ブリーディング・ハート・ヤードはハットン・ガーデンの中央にあって、一隅に有名なレストランが店を出している、こぢんまりとした静かな広場である。…

アンソニー・リード『盗まれた宝石』p.184.

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 「あとがき」もまた読み応えあり(6p.)。
 かの「ミルヴァートン」の素材をうまく料理してあるとの指摘。また、煙突掃除のチャーリーからブリテンのオペラ『小さな煙突掃除』まで。

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