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July 2008

2008.07.16

GHQの焚書?につき(1)

 西尾幹二『GHQ焚書図書開封』徳間書店,2008.6

 この本の出版に関して、当ブログの過去の記事をご紹介いただいた。
 GHQの「焚書」図書 - 虚構の皇国 blog
 tadanorihさん、ありがとうございます。私にとりましては、初めて拝見するブログでしたが、以前から拙ブログを見ていただいたのでしょうか。
 次項、ひさしぶりにこの件で雑談。昔のように、リンクを貼ったらトラックバックしていきます。

 『GHQ焚書図書開封』発刊と新事実発見(一) - 西尾幹二のインターネット日録
 『GHQ焚書図書開封』への論評 - 西尾幹二のインターネット日録

 書評は↑でまとめて読むことができます。ありがたいことです。

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2008.07.17

GHQの焚書?につき(2)

 西尾先生スミマセン、近所の図書館に予約。だいたい、読了してしまって自分なりに価値のある(手許に置いておく必要のある)本は購入するはずです…。以後続刊というならば、なおのこと、シリーズで購入してしまいがちなので。

 船橋市西図書館事件で、自分が図書館(やネットを含む表現の自由)をありがたいと思ったのは、それこそいろんな人の言論が読めるということ。自分の昔の記事を読み返していて、西尾幹二氏、井沢元彦氏らが提供してくれている情報源なくして書けなかったところ大。

 自分はまだ多少自由になるお金があるので、あるテーマについての資料収集という点で、その本の著者の立場に関係なくお金を投入して確保します。図書館が扱ってくれるとは限らないから、手許に確保する。もちょっと古本屋さんを効率よく使いたいところですが。

 この点で、個々の著者の財産権としての著作権とか、読者にとっては全然関係なし。それぞれの読者にとって価値があるかないかだけ。そんなものでしょう。著作権者が対価を払ってほしいという議論に乗れないのは、どうもなんだか、妙な違和感がある。
 自分にとって「著作権は実定法がこうだから」「実定的な出版流通制度がこうだから」「近所に古本屋さんがないから」「古本屋街をまわっている時間と体力がないから」であって。「著作者に対する対価」とか案外、考えてない。(制度設計の問題であって、ユーザーが日常的に考える問題ではない。ちなみに、以前触れてた矢祭町の図書館政策も、制度設計論として考えたものです。)
 「調べ物をしなくちゃ」となったら、いちいち逐次探していられない、あらゆる調べ物に対応するためのお金もない。
 「だ・か・ら」効率よく保存しておいてくれ、一定のルールで利用ができる社会的な共同保存書庫=図書館は絶対に必要(但し他の情報資源と同程度)。

 以上のような、図書館に関わる人々にとっては本当は当たり前なんだろう、実感を、改めて感じた実例でもあります。

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2008.07.18

船橋市西図書館事件、ネットでは

 何も考えずに「船橋市西図書館事件」でGoogle検索。
 …ほんっと、ノイズ多いなあ。検索のしかたへたなんだろうなあ。

 それにしても残念ながら、新しく見解を述べていたり、まとめ記事とか、少ない。
 最終的にこれまでみなさんがお書きになっておられた記事に到達するものの。ただそれでも、検索でヒットした(途中の)記事の日付を見ると、最近も話題にはのぼっているってことになりますか。

インディアスの破壊についての簡潔な報告 - reference archives
 口頭弁論で述べていた「ラス・カサスの報告」について「引用」。西尾幹二氏の口頭弁論も引用。まあ、まとめサイトですな。元記事は↓。
「黒い伝説(レイエンダ・ネグラ)」 - MoMotarou放送局
 これは、岩波文庫を読んでみようという気になりました。

 西図書館の口コミ評判情報 千葉県船橋市
 ↑を経由して、
船橋市の図書館、国会議員と国会図書館 - 「国粋は必ずしも愛国の体をなさず」
 ↑を経由して、
図書館に所蔵資料の訂正を求める戸井田とおる議員 - good2nd
 あー、最近の記事ではなくて。でも、最近も注目されているってことですね。

恋愛図書館小説 - 書物蔵
 これまた以前の記事。
 でも、やっぱりこのエントリはよくできている(奉行さま失礼!)。自分とは視角は違うが。
 ネット上でpublic forumに触れている論者はここしかいない。これ重要。

 最後に、以前から気になっていたサイトをここでは再度紹介しておきましょう。

船橋市議会議員 中村みのる「みのるCLUB」 - 議会報告
 議員がネットで議会での活動を報告しておられます。最近は当たり前の光景ですね。
 中村みのる議員の質問。船橋市西図書館事件をテコに、延々と図書館に対して。
 まあ、図書館だけではありませんが、ほかの質問も含めて、ご自身の目でトクとご覧を。
 「議会による行政のチェック、これこそ議員の仕事です」ね。ね?
 最高裁判決の効果と言えましょうか。

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2008.07.22

目次:松谷みよ子『小説・捨てていく話』

『小説・捨てていく話』
松谷みよ子
筑摩書房, 1992.11
カバー装画・司修「シェイクスピア劇場」

目次

一 薔薇の家
二 電気釜のうた
三 猫の会議
四 靴
五 滝
六 死の仮面
七 親指姫
八 二つの縁側
九 雨
十 山姥の林
十一 狼
十二 踏切り
十三 二つの手紙
十四 モスクワにて
十五 夫婦漫才
十六 死
十七 ストップウォッチ
十八 人形
十九 ある埋葬
二十 葬式泥棒
二十一 蝋燭

あとがき

初出:『ちくま』
「一九八九年二月号から二十一回、連載したが、発端となった「馬流(まながし)」ははめこむことができなかった。…」

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2008.07.23

目次:松谷みよ子『自伝 じょうちゃん』

『自伝 じょうちゃん』
松谷みよ子
朝日新聞社, 2007.11
装幀・装画 司修

目次

1 神田の生まれ
2 神田から練馬へ
3 トコトンヤレ
4 幼い日、小学校へ入る
5 小学生のころ
6 父の死
7 女学校時代
8 姉の恋・日米開戦
9 銀行から交通公社へ
10 女子挺身隊となる
11 一本の口紅
12 疎開、そして敗戦へ
13 舞い込んだ一枚の葉書
14 大門町にて
15 東京へ出る
16 トウソウチュウ カエレヌ
17 職を失う
18 処女出版
19 かたつむりのサークル
20 みどり会
21 結核再発、療養所へ
22 手術、結婚へ
23 太郎座創立―民話採訪へ
24 狂う
25 長女誕生
26 ハンブルグへ
27 別れ
28 新しい出発へ

あとがき

「「週刊朝日」の連載のときから、挿絵を描いてくださったのは、一九七六年に刊行した『死の国からのバトン』以来、コンビを組んでいただいた司修さんである。小説家でもある司さんに、「じょうちゃん」の絵をいただくのは、ほんとうは恥ずかしかったのだけれど。
 今回、装幀もしていただき、身に余る本にしていただいた。感謝に耐えない。
 なお、『自伝 じょうちゃん』のその後は、『小説・捨てていく話』(筑摩書房)に記されている。…」

初出→「週刊朝日」2006年9月1日号から2007年3月16日号まで。単行本化にあたり、一部を削除し加筆訂正しました。

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2008.07.24

催事:改正図書館法の解説

 さるメーリングリストに飛んできたご案内。元のメール全文をコピペするのは気が引けるので、以下、三田図書館・情報学会サイトの公式な告知を転載。
 なおご案内では、「「当事者」2名による説明の機会は全国図書館大会でもありません。今後のわが国の図書館と司書のあり方に大きく関わる改正・改訂ですので、多くの関係者の来場をお待ち申しあげます。」とのことです…。

 改正図書館法の立法者意思。
 ああもう!行って話を聞いてきたい!
 どうしてもはずせない用事があって…誰か聴いてきて、報告してください!

-----以下転載-----

三田図書館・情報学会 第136回月例会

演題:図書館法改正と省令科目の改訂

概要:今年6月に改正された図書館法の概要と新たな司書養成に向けた大学履修科目の改訂動向を取り上げる。

発表者:栗原祐司氏(文部科学省生涯学習政策局 企画官), 薬袋秀樹氏(これからの図書館の在り方検討協力者会議 主査), 竹内比呂也氏(日本図書館協会図書館学教育部会 幹事)
日時:2008年7月26日(土) 14:00-16:30
場所:慶應義塾大学(三田)第一校舎101教室
参加費:三田図書館・情報学会会員は無料/非会員は200円
*日本図書館協会図書館学教育部会との共催

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2008.07.25

アニメ「ぼくらの」を観た

 すんません、YouTubeで。
 内容はWikipediaで確かめていただくとして。
 原作マンガはまだ完結していない。未読。
 監督のブログが騒ぎになった。森田宏幸氏。内容はここでは触れないが、自分は却って興味をもった。8話段階でのことだったそうだが、8話まで観てさもありなん、原作マンガの描写がどうなっているか気にはなる。
 アニメくらいのオブラートにくるまれていて、自分は充分だ。

 アニメは、後半はオリジナル展開だという。
 もともと原作がもつ力が大きいとは思うが、アニメスタッフの頑張りも感じる。充分良質なアニメ化だと思う(「エマ第二幕」に比べたら…)。
 後半の勢いやらもろもろのために、突っ込みどころや安っぽくなったところもあるのかもしれないとも思うけれども、いろいろ考えさせられてしまう。
 どうしようもなさ、理不尽さ。あがくこと。ちっぽけな意味を見いだそうとすること。
 この歳になっても、コドモなんだろうな。いや、「トシだから」だろうか。

 それにしても…ここのところ、実は豊作なんじゃないか?日本のアニメは。
 「ぼくらの」も全24話、つまり半年もよくやれたなと思う。
 気がつかなかったことが惜しい。リアルタイムで気づいていたら、録画していた。

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2008.07.26

「ぼくらの」OP「アンインストール」

 OP「アンインストール」に引き込まれる。
 歌っている石川智晶は、「機動戦士ガンダムSEED」ED「あんなに一緒だったのに」のボーカルだった。確かに耳に残っていた。
 ガンダムSEEDはほとんど観ていないが歌には印象があって、しかしガンダムの歌である必然性をそう感じなかった。年に4回もOP、EDとも変えたらしいと耳にすると、ガンダムはプロモーションかよ、とふて腐れたくもなる。
 しかし、この「アンインストール」。
 ぐいぐい引き込まれるドラマに、よくできたOPアニメ、象徴的な歌曲―なんだか、いい。

 以前、YouTubeで「創聖のアクエリオン」をバイオリン、ピアノ、ギターで弾いたものを聴いていると書いた。
 「アンインストール」もやはりあった。チェロもサックスも、いい。最近、iTunesの出番が、ない。

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2008.07.27

許せないこと(再録・再訂)

 知人のエントリに書いたコメントを修正して再録。
 パッと読んだ感じ、よくわかんないと思うけど。

-----知人のエントリ引用と経緯-----

 これまでになく、
 どうしようもなく、
 許せなくなることってある?

 「疲れた。本当に限界かもしれない。」と結ばれていた。
 それで、コメントを書いた。
 しかし、文字数の制限があって、文意が通りにくくなった。
 だから、書き直しておくことにした。

-----以下、私のコメント・修正版-----

 許せないことかぁ。

 思い出さないようにしてきた。
 思い出すと、悪夢のように考えがループする。
 年月が経っても、変わらない。

 本当にひさしぶりに、大先輩と、話をさせていただく。当時のことも知っている。
 そして、叱咤激励をいただいた。
 「前置きや、ねじくれた人間への配慮なんかせず、言いたいことをストレートに言え」。

 過去の悪夢を考えていても、どうしようもないから、考えないようにしてきたのに。
 それでも、「自分は囚われているのだ」と驚いた。気がつかされて、本当に驚いた。

 ループするネガティブな思考から離れようと、いろいろやってきた。
 それでも、手詰まり感。身体にも疲労が蓄積してきている。
 自分も限界っぽい。
 先輩の仰りたいことは、周りに気を遣いすぎて、却って自分を活かせていない、ということなんだとは思う。
 かといって、どうしたらいいか、わかっていない。"ねじくれた人間"に気を遣うのにも理由はあるからで…
 しかし、親身なことばは嬉しかった。

 トメさん。自分は、いろんな人に話をします。
 もちろん、親しくてもわかってくれないことは多いけれど、そのうちの誰かのことばが慰めになる。
 話に付き合ってくれる、そのことだけでもいくばくかの救いになる。

 多忙で、話に時間もとれなくなる中、貴重な機会でした。
 少し休んで、また少しは、取り組んでいけそう。

 追記。

 なんと、先輩、その後フォローの長文メールをくださいました。
 忙しくてとてもきちんとしたメールをお返しできていないのだけれど、本当に本当に、ありがたいことです。

 トメさんの状況が、自分が勧められているように「ストレートに」言っていい関係か、無責任なことは言えませんけど、トメさんはねじくれてなんかいませんよ。
 先輩のことばが嬉しかったのは、(端から見て偏っていようと)叱咤激励に全面的な肯定感があったからです。
 周りを気遣って、自分を抑えて、自分に低い評価を与えて、前に進めない。
 もっとエゴイスティックでいいんだ、自分を肯定してやれ。そういう応援でした。

 トメさんのこと、見ています。たまに、ですけど(苦笑)。

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