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2007.12.26

図書館システムは便利になったものの

※2007.3.11作成。割とまとまったこと書いていたので、公開。12.28修正、但し内容は当時書いたまま。

 円滑に借りられるように、予約をガンガン入れておくと、不思議な局面に出会った。
 ベストセラーと言われる本には、確かにオカシイと思うほど予約が入っている。これはまあ、しかたないか…と以前から思っていたのだけれど。

 自分で、Web2.0に関する本 、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の山田真哉氏の本をリストアップして、予約を入れてみる。 
 梅田望夫『ウェブ進化論』、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の予約は滅茶苦茶である。二桁は当たり前。いつになったら自分の番が回ってくるのだろう…。

 それに対して、佐々木俊尚氏の一連の著作は容易に「貸出準備ができました」。

 山田真哉『女子大生会計士の事件簿』は『さおだけ屋~』の元本と言われている。タイトルにみなさん腰が引けているのかしれないが、こちらも会計士の勉強のためにとかみ砕いて書かれたものだ。元々は大手予備校の連載、わかりやすくても会計の知識こそがミソ。山田氏も「角川が文芸で出す」と言われ「それじゃ売れない!」と自ら書店行脚されたとあとがきで書いていた(但し、自分は久織ちまき氏のイラストに以前から興味があったというミーハーではありましたが)。
 これが、『さおだけ屋~』に比べたら、出てくるのが早いこと。

 同等の知識が他の本で得られるということは今どき、少し調べればすぐにわかると思うのだが(私の場合はアマゾンの書評だった)。
 にもかかわらず、なぜ『ウェブ進化論』『さおだけ屋~』だけが突出するのか。「その本でなければならない」のか。

 結局のところ、系統的に群として本を読むという習慣が、一般的ではないから、ではないのか。
 さもなければ、ベストセラーの一点買いで知識を得たい、ということか。
 …でも、『ウェブ進化論』の内容って、佐々木俊尚氏の連作の方が先をフォローしていると思うけどなあ。

 誰がベストセラーの大量予約を作っているかって、アタリマエだけど利用者なんだよ。「これだけ待たされる、でも買うんじゃなくて借りたい」ってんだから…しょうがないよなー。

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