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2007.03.05

昨今お土産事情

 先日、親戚の家に行ってきた。帰るとき、駅で職場向けの土産を買う。駅は比較的大きいのだが…。
 かの地の名物は、個人的には好きだ。でも、職場向けとなると、そう簡単でもない。

 このところ頑張っている長岡と、ついつい比較してしまう。
 田舎の土産というと、配慮の届かないものをドンと売っていることが多いのだが、長岡駅のNEWDAYSには、割と手が伸びる商品ばかり並んでいるからだ。その条件は…。

 ・個包装されていること。
 ・日持ちがすること。
 ・小さいこと。→一人分を切り分けなくていい。
 ・10個超でも高額にならないこと。
 ・運ぶのに軽いこと。→自宅から職場まで、満員電車を乗り切る必要がある。

 職場の土産というと、軽い感じのものがいい。手頃な値段で。
 選ぶときも「エート、ここに来たらコレを買って行かなくちゃならないんだっけ」と定番のものを探すのも気疲れする。かといって、「なんでこれがココの土産になるんだろ…」というような、チョコやクッキー、仙台の「萩の月」モドキのケーキというのも芸がない。ご当地カールもいいんだけど、それはその地域の土産を買ってきたんじゃなくて、「変わったカールを買ってきた」んだよね。
 その地域のものを少しひねった程度の、軽いお菓子がいいと思う。
 そしてそれが、いくつも選べて、急いで帰ろうとしている改札前で買えるとなると、ありがたい。
 仕事で来ているときなどは特にそうだ。

 そんなビジネス向けのニーズに対応してきているんじゃないか―という感じが長岡のお菓子に感じられるのだ。
 それまで、長岡の菓子というと、大昔からある「米百俵」という粉菓子(小さいが食べにくい!)、大手饅頭(…所詮饅頭なんだよね…)、等々。日本三大和菓子の一つも長岡らしい(Wikipediaに出ているそうだが自分は食べたこともない)。個包装なら洋菓子もあるが、甘くてズシンと来る。
 手軽なパックの煎餅がヒットしてから、変わってきたようだ。今ひとつだった米や酒を使った菓子も、洗練されてきた。そこに安田ヨーグルトで有名な乳製品を使ったチョコレート。笹団子も小さいものがある。柿の種は以前からチョコレートコーティングされたものがあるし。市内の洋菓子店も、高級路線から、安価で軽い商品をリリースしてきている。今や、百花繚乱。

 それに比べると、冒頭のかの地の土産探しは難航した。
 新しく小さな黒糖饅頭を見つけたときはおお!と思ったが、二日しかもたないと聞いてがっくり。名物の餅を小さくした商品はもちろん日持ちがしないのが前提だし。駄菓子の類は堅いし歯にくっつく。
 荷物や子どもを連れたまま広い土産物フロアをうろうろしなくてはならなかった。
 …あのなあ。古都、大都といって胡座をかいているとひどい目に遭うぞ。

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