« 目次:池上惇『情報社会の文化経済学』 | Main | わが青春のゴーショーグンチーム (1) »

2006.09.21

目次:清水一嘉『イギリスの貸本文化』

※数年前の読了本ではあるが、遂に古本で入手。年相応だが装丁はきれいだし、狂喜。
 日本人の手になる、公共図書館前史とも言える出版事情。類書もない良書なのに、出版社が倒産でもしたのだろうか。
 ミューディーズは森薫『エマ』にも出てくる。
 2006.9.23.アップ。

イギリスの貸本文化
清水一嘉
図書出版社, 1994.3

目次

はしがき

序章 貸本の始まり
貸本の揺籃期/書籍販売と貸本/貸本屋の登場―アラン・ラムゼー

第一章 初期の貸本屋
初期の貸本屋―温泉保養地/サミュエル・ファンコート/「ユニヴァーサル貸本屋」/ファンコートの運営法/ファンコートのカタログ/晩年の不遇/失敗の原因/ライトとバソウ/その他の貸本屋/ノーブル兄弟の貸本屋/コーヒー・ハウスと読み物

第二章 貸本屋の発展
保養地の貸本屋/バースの貸本屋/一八世紀のバース/ロンドンの貸本屋―ジョン・ベル/レインのミネルヴァ・ライブラリー/その他の貸本屋

第三章 貸本屋の運営
貸本屋の運営/会費/罰則/カタログ/蔵書を揃える/本の装丁とラベル/リーディング・ルーム/他の商売との兼業

第四章 貸本屋の読者
蔵書内容/どんな本が読まれたか/大陸の文学にたいする興味/美文集その他/貸本屋の読者

第五章 小説批判
小説の社会的評価/小説批判/小説家による小説批判/小説批判―小説否定論/モラリストの批評/審美的な批評/小説批判のもうひとつの側面/小説はどのように「量産」されたか/小説は隠れて読まれた/小説弁護論

第六章 貸本屋批判
貸本屋批判/貸本屋弁護論/女性読者について/女性読者弁護/なぜ貸本屋か

第七章 一九世紀の貸本屋
チャールズ・エドワード・ミューディ/新しい門出/貸本の大殿堂―「レヴァイアサン」/サーヴィスの多様化/ライヴァル―W・H・スミス/ミューディと三巻本小説

第八章 貸本屋と三巻本小説
三巻本の権威/保証された市場/出版社への影響/ミューディの読者/ミューディと作者/三巻本小説と三部構成/重層的な事件・挿話/モティーフやプロットへの影響/女性読者と小説

第九章 三巻本批判
ミューディの検閲/三巻本にたいする批判/三巻本にたいするミューディの疑問/出版者宛てへの通達/三巻本の終焉/一時代の終わり/ヴィクトリア時代と小説

終章 貸本屋の終焉
ミューディの退場と新興の貸本屋/ブーツ・ブックラヴァーズ・ライブラリー/二ペンス貸本屋の登場/貸本屋の影響力/貸本屋と公共図書館/貸本屋の終焉

付録:『貸本屋の効用を考える―大小貸本屋開店運営のための提言』(一七九七)
注釈
あとがき
人名索引
事項索引

|

« 目次:池上惇『情報社会の文化経済学』 | Main | わが青春のゴーショーグンチーム (1) »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50734/12007486

Listed below are links to weblogs that reference 目次:清水一嘉『イギリスの貸本文化』:

« 目次:池上惇『情報社会の文化経済学』 | Main | わが青春のゴーショーグンチーム (1) »