Eudoraとライブドア
ちゃんとメーラの更新やら移行を続けている人は問題ないのだろうけれど。
Thunderbird考えよっかな〜という話。Outlook Expressなんか使ってるコワイ人は考慮の外ですよ。
メールソフトは、パソコンの導入当初よりMacとWinの二足のわらじだったので、いつでもコンバートできるか、どちらかをメインにしてサブはただバックアップに、という考えになってしまった。
年頭にMacユーザの知人から、旧環境を整理した旨伝えるメールに、「まだ最初からのメールが読める」と全てのソフト名を付けて書いてあった。さすがにComNifty時代は茄子ファイルだが、クラリスメールだけはインポートがうまくいかない。それでもほかのメールソフトのファイルは、MacOS XのMailという味も素っ気もない名前のアプリケーションで読み込むことができたようだ。
自分もだいたいとってある。そもそも旧い環境をそのまま起動できる状態にある。WindowsではNiftyManagerをお陀仏になるまで使い続けていて、Windows 2000にもWin95からのファイルを移してきてある。Macでは、太古ComNifty時代はそもそも一通ずつテキストファイルを作成していたし、その後Eudoraを入れた。ほぼ平行してNetscape4.xでもバックアップを取るという用心深さ(…それくらいMacは当初トラブルが多かった)。
Eudoraと付き合うようになったのは、Ver.4.xから。選んだ理由は、Windows版とMac版が同梱されていたため。メールソフトが登場した頃からある老舗、UNIX版からあったことくらいは耳にしていた。確かポストペットで初めて二つめのアカウントを取ったのだが、手許にマルチアカウント対応のソフトがなくて、それで製品版のメールソフトを物色したんだっけ。
無償ながらNetscape4.xは信頼性が高い。職場ではずっと、未だにこれを使っている。絶対の汎用性がある。ほとんどのソフトでインポートが可能(元のファイルはシンプルなHTMLのようだから、たぶんOSの如何を問わないんじゃないかな)。マルチアカウントには対応していないながら、自動切り分け機能は実に便利に使っていた。初期設定だの含むフォルダ構成も単純だから、一括して引っ越せる。文字コードもこの時代までは全部読めるし。ホント、文字コードがあるから、そろそろBecky!かThunderbird辺りに移行を考えていいのかもしれない。
ただ、そのEudoraの有償化ののちのある時代から、今のライブドアが絡んでいたって話。今回探してよくまとまってるなーと思ったのはこちらの記事だが(記事中リンク先も参照)、ほかの人も去年のフジテレビ買収劇の頃に触れているから、自分はかなり遅れてきた人である。
自分がMac版Eudoraに世話になり始めた頃は、しばらく日本語版の取り扱いはクニ・リサーチだった。それが、オン・ザ・エッジになり、ライブドアになった…らしいのだが、ちゃんと追いかけていないから、よくわかっていなかった。エッジになってからバージョンアップのときにいやにカネをむしるなあ。まいいやこのまんまで、MacOS Xないし、とバージョンを上げなかった。
それが、WindowsでNiftyManager中止のアトガマに「おおこんなときのためにEudoraのWindows版を用意しておいたんだ」と使い出した。ところが、Windows版はEudoraといってもちょっと違っていた。そこから、Mac版Eudoraも含めて、「うーん、何か違うな〜」と思っていたことに気がつく。ちなみに、今使ってるのも型落ち品。Ver.5.1だから、最新Ver.7.xがどうなってるかは知りません。
ひとつは、ヘッダ情報が全部表示されないこと。送信がどこのサーバからかとか、確かめたいとき困る。ひとつは、Win版のみ、メールサーバ側でときどき起こる文字化けに対応できない。Mac版では大丈夫だから、どうも文字コードのせいのようなんだが。あとWin版で一番困ってるのが、テンプレートを作ったのに変な挙動を見せること。アテにならないんだよね。たぶん自分の環境だけだと思うが、いちいち調べているヒマがない。
今回いろいろ調べていて、意外にも「Eudoraのメールファイルは添付ファイルまで含めて素直に移行できるかというと、そうでもない」という話がひっかかってきたこと。JustsystemのShurikenのコンバータを使って移行したなんてことが書いてあって、大いに助かりそう。これまた2002年段階の話だから、自分は周回遅れもいいところだが。
ライブドアだから心配だ、なんてのは変な考え方だ(こんな困った話題も拾った)が、Eudoraが変節したというか、なんだか雰囲気が違うんじゃないのと感じていた背景には、何もないわけじゃなかったんだなということに今さら気づいたということ。まあ、パーソナルコンピュータだとか、初期のインターネットの理念を体現したものというのは、大きくなるにつれて次第に変わらないわけはない。Appleのように。伝説は伝説で、信奉し続けるのがいいというものではないのだな。基盤が難しいんだし、どんどん新しい人々が出入りしていくのが当たり前か。
NetscapeがAOLに買収され、その後牙を抜かれ、しかしMozillaとして還ってきたのは奇跡かもしれない。Operaだってライブドア傘下に入った頃には一時有償化しちゃって、エエ!?と思いましたもん。Firefoxがヨーロッパでシェア20%という報道はすごい。数年前迄「現在のパソコンで充分、OSのバージョンアップしないんだからしばらくはブラウザもNetscape4.78でいいや」と思っていたのが、タブブラウザ機能に惹かれてようやくNetscape7.1を使うようになったのが2003年。使い勝手、見た目、危険でないかどうか。その後継たるFirefoxがここまで満足度が高いと、Firefoxに対応するメールソフトThunderbirdを試してみようという気にもなってきた。Eudora Ver.6.x以降のメリット、迷惑メールフィルタを耳にしていた頃から、Mozillaのメールフィルタは無償なのに有効だという評価があった。Mac側のOSをどうするか決めるときが来たら、今度こそ移行するだろう。
それにしても、Eudora。どうなっちゃうんだろうなあ。けっして嫌いなソフトではなかったのに。好きじゃなきゃ使ってないよ…。ライブドアがダメになっても、国内販売の代理店は、いいところが拾ってくれるといいなあ。
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Comments
はじめまして。
『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』の琴音と申します。
エントリーに取り上げてくださって、ありがとうございます。
機会がございましたら、拙宅のほうにも、遊びに来てくださいませ。
お待ちしています。
Posted by: 琴音 | 2006.01.22 at 02:18