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2005.11.04

山古志の闘牛、八海山の一升瓶

 所用ありて、11/3は実家。朝から晩まで作業。行くときも帰るときも、新幹線に飛び乗った。帰ってきたら23時。それからまだ後始末がまだ続いて…まだ終わってない。あーでもがんばんなきゃ。
 ここのブログにも折に触れ「余裕がない」と書いているけれど、先月からそして今月も、週末は自分だけでなんとかできるようなものではない予定がなにやかやと入っている。日中にきちんと仕事するためにも、平日に消耗しないように気をつけていかないと。今日は疲れ切って出勤、さすがに残業できなくてまっすぐ帰宅。
 でも、いまも疲れてるけれど書いておいてしまいたい記事がある。

 11/3の昼過ぎ。ほんとにおひさしぶり、伯父さん伯母さんが従兄の運転する車に乗ってやってきた。従兄は子どもを連れてきていて、ウチと同じ3歳。しかしほんとに彼とはひさしぶりだったなあ。伯母さん、越後風しょうゆ赤飯をもってきてくれた。従兄の誕生日だから毎年作ってるんだとか。

 で。長岡に何をしに来たかというと。
 山古志の闘牛の千秋楽が11/3で、観に来たんだそうだ。伯母さんが大ファンで、自分は山古志の闘牛は彼女に連れられて一度だけ観に行ったことがある。地震直前の秋、近しい親戚だけで近所の温泉に行ったときも、旅館の出口に闘牛のポスターが貼られていて、また観に行くぞと思ったものだった。それがまさかこんなことになろうとは。
 伯母が闘牛の千秋楽に行くと聞いて、くやしくてくやしくてならなかった。山古志は長岡市にもなったのに!いろいろ大変なことの結果だけれど、最近は長岡の郊外で闘牛をやってくれるのに!
 そんなに長い時間じゃないから行こうよと誘われたが、ほんとに時間がなかった…。

 伯母は、おしゃべりが大好きだ。明るい伯母によく元気をもらった。
 玄関先で、山古志への思いをまくしたてた。今回も元気をもらった。
 「おら、山古志のショに元気もらってくるんだて!山古志のショは元気らよ〜アッハッハ」。
 大手高校に避難していたときも知り合いの様子を見に行って、かえって元気をもらってきたと言っていた。
 千秋楽に出る「ミノル」が贔屓だという。「牛の名前?」「イヤ、飼い主もおんなじ名前なんだて」。
 車の後部ドアから出てきたのは一升瓶。八海山の本醸造。
 「牛の身体にぜーんぶかけてやるんだよ!そーいや、あんたの分ももってきてやればよかったねえ」。
 伯父伯母は八海山の麓に住んでいる。「八海山」はほんとに地元のお酒。ときどきいただいたことがある。さすがに今回は酒はもって帰るどころではなかったが。

 いかめしいことを言えば、たぶん山古志の闘牛は、「神事」なんだろう。
 だけど、活き活きとしている。今でも活きている、大事な「みんなの文化」ハレの催事なのだということが、山古志の大ファンだという明るい伯母の来訪で、再認識できたような気がした。
 酒も、こうでなくっちゃ。ちんまりとかしこまって飲むだけが酒じゃない。闘う牛にかけてこそ、「地酒」の名にしおう。
 ああ、ほんと行きたかったよ〜。

 たけぱんださん、山古志のみなさん。「わかってない!」と怒られちゃうかもしれないけど、こんな山古志ファンもいるってことで。エピソードのひとつとして聞き置いてください。

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