西尾幹二氏という人物の風評
昨日「ちなみに、8.22.付記事で紹介した掲示板でも進展がありました。」というところですけど、こちらをご覧ください。
新・正気煥発掲示板´:『正論』を読んで、思うこと。焚書。
(スレ主「アル中流・乱暴」さん)
本はこれだけ残っていますから、騒ぐ必要はありません。
最高裁口頭弁論で、西尾幹二氏が、「件の『没収指定図書総目録』の最初の「ア」のページから何冊か書名を書き出してみよ う」と述べて、表で示した15冊についての調査結果を示す。(前の数字はWebcat Plusによる所蔵図書館数。括弧内の数字は、現在「日本の古本屋」で売りに出ている冊数。)[中略]
以上の通りで、すぐには見付けられなかった本も幾つかあるが、これらの本を今読むは、ほぼ研究目的に限られよう。その観 点から見ると、資料は十分に残っていると言うべきであろう。西尾氏がこれらの本を挙げた直後に述べた、「これらの書物が暗示する一つの大きな心の歴史、そ れがぽっくり抜けて、空洞となり、私たちは歴史の連続性を失った」というのは、妥当性に欠く感想であろう。「大きな心の歴史」は発掘して報告・紹介するこ となら、直ぐにでもできる状態にある。やる気があればということであるが。
私は裁判については詳しいことは知らない。最高裁がこの程度の調査もせずに、「焚書」に関するこの議論の影響を受けたことがあるとすれば、嘆かわしいことだと思う。『正論』は所詮商業ベースの雑誌に過ぎないのであって、学術誌ではない。
スレ主の方は、どんな方なのか。まあ掲示板自体が一定の傾向をもっているようなところですし、詳しくはわかりません。しかし、かなり理性的な対応をしてくださっていて、自分としては嬉しい限りです。もひとつ、こちら。
私が口頭弁論の論拠にこだわった理由も、最高裁判決の論理のずさんさに不満があったんだということを思い出してきましたよ。
ところで、アクセス解析でそのまんまGoogleで「西尾幹二」で見ていきましたら、大先生、けっこういろんな風評が立っているんですね。
どうも私、やっぱり「日録」には出入り禁止になっているみたいだなと疑い始めてきました。今でもTB、コメント不可です。
いくつか紹介します。コメントは控えておきましょうか、最低限に。
・Irregular Expression:西尾幹二騒動
昨夏の「ソースロンダリング疑惑」と呼ばれる事件。サヨクと変わらん、という声も。
・ハリぼんの世評ナナメ読み:小泉空白の10分疑惑に見るソースロンダリング
・ハリぼんの世評ナナメ読み:「正論」10月号の西尾論文の分析
上記まとめ記事。ついで、当時の論文の分析。
・週刊オブイェクト: 西尾幹二さんの自滅劇場
同感想記事。
・Bloged Maniac Enthusiasm:西尾幹二氏と文筆家の責任
更に踏み込んで、「日録」の「文章表現への責任」を問う。
・「日録」過去ログ:ネットの憂鬱
西尾氏自身の筆になる。上記事件は「日録」の「応援掲示板」で起こったという。
批判者のネットの匿名性を非難。対等に立つなら実名で、と主張。
※応援掲示板なら、出入り禁止にもなるわけか…。
・MIYADAI.com Blog:西尾幹二のトンチキな見解への批判(笑)を含む文章です
西尾氏はヴァイツゼッカー批判もしているらしいですが、宮台真司氏の記事では、西尾氏言うところの「集団の罪」(口頭弁論論拠その二でも出てきましたね)と「集団の責任」とは分けられた概念であるらしい。
となると口頭弁論第二の論拠もあやしくなってくるなあ。「集団の罪」って西尾氏言うように使う側によって難しい概念ですよ。きちんと定義しないと。都合のいいところだけ言ってません?
TBからおいでになって戸惑われている方に。このブログは最近は、船橋市西図書館蔵書廃棄事件の裁判を追っています。
判決そのもののおおまかな結論は措くとして(トンデモ司書が悪いのは間違いありません)、判決の論理、特に「著作者」に認められた「法的利益」には図書館員たちは不満や戸惑いを覚えています。関連リンク(0)が代表的なものです。
私のブログでは、まだ途半ばですが、上告人の側の主張にいくつか大きな問題、虚偽があることがわかってきました。
まとめはこちらとこちら、端的には8.23.付記事がわかりやすいですし、8.31.付記事も結末から見ていくにはいいかと思います。
感想なぞいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
【2005.9.13.追記】
・Bloged Maniac Enthusiasm:マス(大衆)コミュニケーションへの適応異常
西尾氏の「ネットの憂鬱」を受けて、即批判していた。
・週刊オブイェクト: 西尾幹二さん、悪魔の証明を要求
西尾氏自身が掲示板で逆ギレした内容の紹介。コメントの山は論点がずれているので、見なくてよいでしょう。
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