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2005.06.17

ある図書館の使い方(2)―まずは、告白から

 昨日は、自分の図書館の使い方を話題にした。「近くの図書館は主にOPACと電話リクエストでしか使っていない」というもの。
 今日はまた、「エーお前図書館員なのにそんなことしていていいのかよー」と言われそうな使い方を「告白」する。
 結局「貸出」って社会的にはどういうことなのさ、ということを考えてみようとするためだ。ついでに言えば、「予約」と「開架」、「複写」ということも。

 返却期限の来た同じ資料を、何度も貸出してもらっている。
 「告白」というのはこれだけである。
 自分の属する自治体の図書館のルールでは、「再貸出」は一回しかできない。この再貸出は、予約が付いていようがいまいが、既に今借りている図書を再度貸し出す手続である。返却期限が来ていなければ、依頼すれば手続をしてくれるが、先述のとおり一回だけである。
 しかし、次のような運用をしている。

 <返却カウンターにて>
 「この本、もう一度借りたいんですけど…」
 「わかりました。予約が入っていなければ、(返却処理をして)再度お貸しします。」
 (返却処理をする)
 「予約は入っていませんね。貸出カウンターで貸出の申込をしてください。」

 ポイントは、予約の制度。
 既に借りられている本を借りたい人は、予約をすればいいのである。
 ほかの利用者にも機会は与えられているのだ。実際、予約が入っていてまた借りることができなかったことはある。
 別にこのような運用は自分だけにしてもらっているわけではなくて、返却カウンターではよく見られる光景となっている。

 このようにして、返却期限内に返却し、予約が入っていなければ、(少々刺激的な言い方をすれば)半永久的に同じ本を借り続けることができる。
 返却期限は、2週間。同時に借りられる本は5冊。

 それで自分の場合だが、実際にたいてい、同じ本を2〜3冊は、繰り返し借りている。
 時期やモノによっては、半年以上借り続けていることもよくある。
 「エーお前図書館員なのに…」と難ぜられるとすればここだろう。

 しかし。しかしだ。次回に続く。

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Tracked on 2005.06.18 at 16:07

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