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2005.03.08

「図書館学、情報学と法情報学」のその後

 しばらく休んでしまいました。
 先の連載に対して、MIZUKIさんがせっかく感想の記事を書いてくださったので、対応する記事を書き始めたら暴走してとりとめがなくなってしまいました。恥ずかしながらもったいないので、このあと「稿」としてアップしようかと思っていますが、正式にまとめた自分の意見ではないのでよろしくお願いします。特に最後の部分はとってつけた感が否めません。

 あの連載自体は、検索エンジンの情報とコンテンツとしての情報って違うだろ?という以前の記事「検索エンジンと図書館が提供する"コンテンツ"」から出発しています。この記事のコメント欄に書かれていますが、図書館・情報学には「専門性のある主題知識と、図書館員(資料担当職員)の経験との間に、一般理論があってしかるべきなんじゃないのだろうか」という疑問です。
 その歪みみたいなものが、「情報」ということばに表れている気がする。そこから、なにかしら説明しようとしてみたのがあの連載でした。法情報学もまた、同じような「電子情報による新局面」と「情報から見た学問」を混同しているように思えたからです。

 ところが、連載当初から「うまくまとまらないかもなあ」と宣言していたとおり、上に述べた肝心の「間」を埋めるところがうまく説明できなかったという気がしています。まあ、連載終了直後のMIZUKIさんのブログに入れたコメントで、こうも書いていますが。

 「コンテンツの問題には届かなかったけれど、私の方のコメントに書いていただいた「知識」と「経験」の間の話に少しは届いたかな…届いていてほしいな、と思っています。」

 うまく説明できなかった、情報―コンテンツの問題を少しでも埋めようと、次に考えたのは、情報学批判に用いた法律学方法論の紹介をしようかと考えました。
 「コンテンツとしての社会的知識―社会心理的な認知パターンは誰が決定するのか」という問題について、次のテーマを。これはまだ書いていないので、機会があったらにします。

・法律学方法論における客観説・主観説
・法の解釈は誰が行うのか?

 あとはまあ、それよりも書きやすそうな、子育て中に感じている子どもと絵本のことなんかも。
 実は、電子情報の検索対象としての文字記号の問題と、認知型のコンテンツ=パターン認識の問題と直結しているので、普通に書けるかなと。

 それと、図書館情報学の昨今の大きな成果二つが、実際の図書館現場でいかに逆機能を生じているか。その成果二つは現実に必要なんだけれども、逆機能を起こしかねない理由はやはり図書館学側の情報学的な観点の不充分さに起因していると思う。
 読んでいてよくわからないと思いますが、これが自分自身の情報-コンテンツの問題意識そのままなので、ストレートに書いてしまった方があとで書きやすいかなとか。
 そのあとの記事として、「指宿信ほか監修『LEGAL RESEARCH』は、図書館界における国立国会図書館法令議会資料室の"敗北"である!」といった辺りに流れ着けるかなと。

 そんなこんなで時間が経ってしまいました。まあ、ほかにやることもあるのでのんびり復活していきます。
 元が年末年始に宣言した備忘モードだしね。

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