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2004.11.12

今年の冬は新潟の酒を飲んでください。

余震の中、立ち上がる地場産業…「久保田」蔵元再興へ(Yahoo!ニュース)

 酒どころ越後のブランド地酒として、全国に数多くのファンを持つ「久保田」。その蔵元で、新潟県中越地震の直撃を受けた朝日酒造(越路町)が、中断していた酒の出荷を一部再開した。

(中略)

 前日の本震で、越路町は震度6弱を観測。昨年仕込んで出荷直前だった1万5000本の半分近くが、瓶が割れたり、ラベルが汚れたりして、出荷できなくなっていた。電気は6日間復旧せず、厳格な温度管理が必要なもろみは、「発酵しすぎて泡が吹き出していた」という。平沢修社長(56)は、「中途半端なものは出さない」と、9月から仕込んでいた酒については、すべての廃棄を決めた。一升瓶にして数十万本分だった。

 174年の歴史を持つ名門酒蔵の危機に、160人の社員は打ちひしがれた。しかし、本震から2日たったころから、「また『久保田』を飲みたい」という激励の手紙が全国のファンから届き始めた。電話が通じるようになると、ファクスも加わり、その数はゆうに100通を超えた。「ガンバレ」と毛筆で大書された手紙は、コピーして社内の各部署に配られ、社員を鼓舞した。

(後略)


 新潟を出て、学生時代。田舎の酒をもってきては故郷に思いを馳せた。
 就職のときに地元に帰れず東京に決まったとき、「冷蔵庫の中にふるさとはある」と心慰めた。

 本ブログでも以前紹介した朝日酒造の「久保田碧寿」は、そんな思い入れのある一本だ。
 だから、今回の地震で「久保田、壊滅的打撃」という報道が出たときは、なんだかショックだった。実家に帰ったとき、先のエントリでも書いた「いつものお店」に寄ることができたので、その酒販店さんと朝日酒造を支援する気持ちもあって(もちろん自分の分もほしかったのだが)、久保田の碧寿を数本確保してきた。
 その後、復活の報道を聞いて嬉しくなって、このエントリを書いている。
 まあ実家の親は「朝日酒造は優良企業だから大丈夫さぁ」と言っていたし、地元マスコミに勤める親戚のところにも朝日酒造から「万単位で瓶が割れたのは事実ですが、タンクは大丈夫でした」というFAXが入ったという話も聞いていたのだけれど。

 しかし、ほかの小さな蔵がどうなっているか。
 「久保田碧寿」の一本と「お福正宗」をそれぞれ、職場で酒を教えてもらった、もう退職された方お二人にお送りした。「今年の冬は新潟の酒を飲んでください」と手紙をつけて。新潟を贔屓にしてくださっているオバサマからは自分と実家を心配してくれる電話が届き、東北で元気にやっているオジサンからは自分と仲間で作ったという米と手紙が届いた。
 このお二方には確実に、「気持ち」が届いたという気がして、嬉しかった。

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